「BUSINESS 2.0」が選ぶ“重要でない10人”

バルマー氏、久夛良木氏、「重要でない10人」に選ばれるという記事より。

「重要でない10人」は、同誌が重要な50人のリストを作る際に、「ピークを過ぎ、影響力が弱まった。あるいはその重要性が誇張されている」と判断した人から選んだ。

ビジネス誌「BUSINESS 2.0」が「重要な50人」を選んだ際に、「重要でない10人」も選出したそうです。

ちなみに「重要な50人」には、

Google創設者(2位)、QUALCOMMのポール・ジェイコブズCEO(3位)、メディア王ルパート・マードック氏(4位)、スティーブ・ジョブズ氏(5位)、Microsoftのレイ・オジー氏(10位)などがランクインしている。ビル・ゲイツ氏は21位だった。写真共有サイトFlickr(13位)やIP電話Skype(36位)の創設者、電子フロンティア財団(39位)など

といった今時な人たちが選ばれています。ちなみに1位は「クリエイターとしての消費者」だということで、CGM全盛の今を物語っています。コンテンツを作り出すあなたですよ、と。

そして「重要でない10人」なのですが、

1位はMicrosoftのスティーブ・バルマーCEO、2位はIP電話企業Vonageのジェフリー・シトロン会長、3位は郵送DVDレンタルNetflixのリード・ヘイスティングスCEOだった。4位はソニー・コンピュータ・エンターテインメントの久夛良木健社長

確かにそう言われるとそんな気もするような人選ですね‥‥ちなみに久夛良木氏に関しては「主にBlu-rayのために、プレイステーション 3(PS3)はMicrosoftや任天堂の競合機より遅れ、価格も高い。この遅れとコストでPS3の成功の見込みは低くなりそうだ」とコメントされています。

なんと6位にSlashdot.org設立者ロブ・マルダ氏が入っているのですが、「Slashdotの編集者主導の記事選択モデルは、Diggのようなユーザー生成型システムに取って代わられつつある」ということなんだそうです。ここでも「クリエイターとしての消費者」が重要ということですね。