「SUUMO」運営のリクルート住まいカンパニー、Airbnbと提携し民泊参入 〜空き部屋活用へ

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不動産情報サイト「SUUMO」を運営する株式会社リクルート住まいカンパニーが、Airbnbと業務提携し、住宅宿泊関連事業に参入することを発表しています。「SUUMO」に掲載されている賃貸管理会社や、賃貸オーナーに、空き部屋を活用した住宅宿泊運営を支援し、賃貸物件の収益向上に寄与することを目指すとしています。

賃貸物件の空き部屋対策としても興味深いですね。季節によっては長く空き部屋になってしまうこともあるでしょうし、住むのではなく一時滞在の方が需要のある地域というのもあるかもしれません。何よりオーナーがAirbnbを許可しているというのが安心です。

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リクルート住まいカンパニーに賃貸物件の情報を提供すると、従来通り「SUUMO」上で入居者募集を行うことに加え、物件の空室時に住宅宿泊運営の提案をしてくれます。提携契約を結ぶ住宅宿泊運営代行会社を利用し、Airbnbなどのホームシェアリングプラットフォームを通じ、全世界から利用者の集客を行うことが可能となります。

もちろん手数料はかかるでしょうが、Airbnbを代行して貰えるというのは試してみる価値はあるのではないでしょうか。いずれ自分で運営しても良いかもしれませんしね。

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今年6月に施行される民泊のルールを定めた「住宅宿泊事業法」(民泊法)では、年間の営業日数を180日を上限とすることが定められており、民泊を通年で行うことはできない。一方、マンションなど賃貸物件のオーナーは人口減少が進むにつれ部屋の借り手を見つけるのが難しくなる。

リクルート「SUUMO」がAirbnbと業務提携、民泊事業へ参入 | TechCrunch Japan

家財手配をはじめとした民泊運営の開始準備から、Airbnb等の民泊プラットフォームへの情報掲載、予約や問い合わせ対応、鍵の受け渡し、クチコミ管理、清掃など、運営業務一式を委託することで、民泊運営経験のない管理会社やオーナーでも利用しやすくする。