米“スパム王”に240億円支払い命令という記事より。
米ロサンゼルス連邦地裁は14日までに、会員制サイト、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手のマイスペース会員に大量の迷惑メールを送っていた男性2人に対し、損害賠償など2億3000万ドル(約240億円)を同社に支払うよう命じた。
MySpaceの会員に大量のスパムを送信していた男性2人に、約240億円の損害賠償が命じられました。
どんな内容のスパムが送信されていたかというと、パスワードを盗み取るフィッシングなどだったそうです。数にして73万通。
2人のうち1人は1990年代、自らの会社から1日約3000万通の迷惑(スパム)メールを送り、関係者の間で「スパム王」と呼ばれていたという。
いったいスパムメールでいくら稼いだのでしょうか。システムにかかる負担も相当、大きかったに違いありません。
スパムメールの損害賠償としては、過去最高金額とみられるそうです。
Gmailのスパムフィルタは優秀なので、ほとんどスパムを通しませんけど、毎日毎日、懲りもせず、よくこれだけのスパムメールが配信されているものだと思います。
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2人は、個人情報を盗み取るフィッシングによって他人のパスワードを不正入手するなどして、73万通の迷惑メールをマイスペース会員に送っていた。