2,500円のネットワークカメラ「ATOM Cam」販売台数が約4万台に!ベビーモニターやドラッグストアなど活用事例を紹介

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ぼくも自室でネットワークカメラ「ATOM Cam」愛用しています。ネットワークカメラで何を監視しているかというと、3Dプリンターの印刷状況をiPhoneで確認しています。

そんな「ATOM Cam」の販売台数が、2020年の1年間で約4万台を突破したと発表されています。2,500円という低価格路線がウケたのだと思いますが、実は格安なのに機能もしっかりしています。

「ATOM Cam」販売台数が約4万台に

最初「ATOM Cam」はクラウドファンディングで登場しました。クラウドファンディングで要望の高かった機能の追加開発などを経て、2020年5月20日に一般販売を開始。

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販売開始1時間で注文数が1,000台を超え、初日は合計約3,000台の販売数に到達。21日間で販売数は10,000台を超え、2020年12月末日には約4万台の販売を達成したそうです。

1人で複数台を運用しているケースというのも、かなりあるのではないでしょうか。

販売開始以降も次々に機能が追加されているのも「ATOM Cam」の魅力です。本体のソフトウェアのアップデートで対応してくれるので追加料金もありません。それでいてどんどん高機能に!

追加開発された機能

・AI⼈体検知:エッジ(ATOM Cam)側で⼈体検出する機能
動体検知が⾏われたとき、⼈体検出を⾏い「⼈体検出フラグ」としてフラグ付けされます。

・AI⽝猫検知:エッジ(ATOM Cam)側で⽝猫検出する機能
動体検知が⾏われたとき、⽝猫検出を⾏い「⽝猫検出フラグ」としてフラグ付けされます。

・AI⼈数カウント(店内の人数を可視化し、3密を防ぐ)

・Alexa対応

・Windowsアプリ/Macアプリ

・⾚外線LEDライトON/OFF機能

・⼆段階認証対応

・録画を倍速再生機能

・検出スケジュールを複数設定機能

・ライブ映像閲覧時の画質向上+映像通信量減少改善

「Echo Show 5」から「ATOM Cam」の映像をチェックするなんていうこともできるようになっています。

「ATOM Cam」活用例

実際に「ATOM Cam」がどんな風に使われているという事例もまとめられていたのでご紹介します。こんな使い方もできるのか、という発見があると思いますよ。

1)遠方の親の家に設置した例

遠方で一人暮らしとなってしまった父親の様子を見るためにATOM CAMを設置。何気なくカメラを見てみると普段と様子が異なる状態だったので、電話してみるとどうもおかしい。急いで実家に駆けつけ倒れている父親を発見、救急車を呼んで一命をとりとめました。

https://community.atomtech.co.jp/t/topic/1069

2)ドラッグストアでの設置例

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青果、精肉売り場カメラを設置し常時撮影。専門業者が遠隔で売場の状況をチェックして、品薄になると補充に来る仕組みになっています。

https://md-next.jp/16345

3)お寺での設置例

本堂に設置したところ、夜中にモーション検知の通知が届き確認すると不審者が潜入。カメラから「コラー」と音声を発したら不審者は逃げていきました。

4)ペットを飼っている家での設置例

ペットの食事場所付近にセットしておくことで、犬猫がそこに現れれば検知し、同時に通知が送られ録画もしてくれます。またトイレ付近にセットしておけば、同じように排尿・排便の頻度が明らかになるので、体調の異変に気づくことができます。

5)ベビーモニターとしての設置例

キッチンでの調理や洗濯時など、赤ちゃんの声が聞こえず、不安になることもあります。このようなときにモニターで赤ちゃんがぐっすり眠っているのを確認できれば、料理や洗濯といった家事にも集中できます。

最近では1個あたり1,000円で「ATOM Cam」と連携するスマートセンサーとして、ドアの開閉を検知する「開閉センサー」ポストの投函を検知する「モーションセンサー」も登場しています。

ネタフルでも次のような記事を書いているので参考にしてください。

【3Dプリンター始めました】印刷の進捗をリモート確認するのにATOM Camが便利!ついでにスマートプラグで電源管理も便利!

【ものづくりな1年】ネタフル的ベストバイ!これが買ってよかったベスト5【2020】