「パチンコのような単純さ」で1000万ユーザー獲得 グリー田中社長が語るヒットの極意という記事より。
ソーシャルゲームは順調で、「釣り★スタ」など1000万ユーザーを突破するタイトルも。「1000万ユーザーいかないとヒットじゃないなという感覚」(グリー田中社長)だ。シミュレーションや対戦ゲームのほか、最近は恋愛ゲームの利用が伸びているという。
グリー田中社長が「CEDEC 2010」のパネルディスカッションに登壇し、ソーシャルゲームのヒットの秘訣を次のように語ったそうです。
「パチンコなんて(ハンドルを)回すだけ。テレビもボタンを押すだけで面白い。(ソーシャルゲームも)ああいうものでなければ」
要するに、相当に単純でないと1,000万ユーザからは利用されない、ということのようです。
パチンコが引き合いに出てくるということは、やはりメインの利用者層としてかぶっているということなのでしょうかね。
モバゲーユーザ「ソーシャルゲームに月5,000円以上」なんていうニュースもありました。パチンコから携帯ゲームに流れたりしているのでしょうか。
原口専務もグリー田中社長の意見に同意。パッケージゲームは「ある程度の期間をかけて作りこんでいる」が、ソーシャルゲームは機能をそぎ落とし、提供開始時は「なるべく単純に」作り上げ、ユーザーの行動を見て、後から修正していると説明する。
このあたりはソーシャルゲームならではで面白いですね。