「Adobe MAX」最後の夜は、会場で配布されるビールを片手に、Adobeで開発中の新しい技術たちがチラ見せされる「SNEAKS(スニークス)」というお楽しみのイベントがあります。
昨年の様子はチラ見せ!Adobeで現在進行形の新技術をプレビューするイベント「Sneaks」消したり整えたりを簡単にする技術が凄すぎるという記事でまとめていますが、フォントの検索技術はこの1年で実装されましたね。
実際に使われる技術もあればそうでない技術もありますが、こうして10,000人の前で披露され、観客が熱狂する「SNEAKS(スニークス)」というイベントがあるのは非常に興味深いことです。
「SNEAKS(スニークス)」は司会者がトークで盛り上げながら、短い持ち時間の中でプレゼンターが発表しています。
今年、個人的に気になった技術をご紹介します!
#ConceptCanvas
テキストの書かれた矩形で画像検索する技術。Adobe Stockにも画像検索の機能が搭載されましたが「#ConceptCanvas」が実装されればさらに便利になることでしょう。画像検索のトンデモナイかたち。
ラフ画像として用意した「Person」と「Dog」の2つの矩形。これだけ用意すれば、このレイアウトにぴったりな画像を検索してくれる。
「#ConceptCanvas
」というテクノロジーに聴衆歓喜、鳥肌たちました・・。#AdobeMAX#AdobeMAX #MAX野郎 pic.twitter.com/RPskKgUYEB— 池田 泰延 (@clockmaker) 2016年11月4日
photoshopの長方形と文字だけで表現されたラフスケッチ(左)から、それに適した写真が自動で検索される(右)。
頭おかしい#MAX野郎 #AdobeMAX pic.twitter.com/0sYBzunLRK— 鹿野壮@米AdobeMAX参加中 (@tonkotsuboy_com) 2016年11月4日
#SkyReplace
青くない空を青くしてしまうのが「#SkyReplace」です。その空の解析っぷりがすごい空に特化したツール。この機能の実装もそう遠くはないのかな、と思いましたが。
空のトーンを調整する技術「 #SkyReplace 」。一回クリックするだけで解析して完璧にいい感じに、別の写真の空で置き換えてくれる。他の写真にあわせて適切にコントラストまであわせてくれる。すごい!#AdobeMAX #MAX野郎 pic.twitter.com/NM9uNYwlrT
— 池田 泰延 (@clockmaker) 2016年11月4日
空のない建物写真に空を追加したり、差し替えたりできる。
やっぱり頭おかしい。#AdobeMAX #MAX野郎 pic.twitter.com/Iwxa4jCRQ0— 鹿野壮@米AdobeMAX参加中 (@tonkotsuboy_com) 2016年11月4日
#VoCo
思わず「どうなってんだ!?」と唸る技術。音声データを音声認識しテキストを書き起こし、それをコピー&ペーストするだけでなく、実際には喋っていない言葉を話させることまで可能。ええっ!?
音声情報を文字情報のごとく扱う技術「 #VoCo 」。
音声を解析して文字列化。文章の単語の順番をコピペで変えれば、音声もその順番で滑らかに発音してくれる。Adobeすごすぎ…。#AdobeMAX #max野郎 pic.twitter.com/9C3vJ1qr1L
— 池田 泰延 (@clockmaker) 2016年11月4日
ここまでのところ一番盛り上がった #voco 。Adobeには珍しい音声編集テクノロジー。言い間違えた言葉の順番をテキスト編集風に入れ替えるだけではなく、実際に言わなかった言葉もタイプすると、音声生成されちゃう。まさにマジック。#AdobeMAX #max野郎 pic.twitter.com/m3Eq0OKP2k
— Akiko Kurono (@crema) 2016年11月4日
20分間しゃべってもらうとその人の特徴をつかむ十分なサンプルがとれるらしい。
#MAX野郎— Shuichi Ishikawa (@spacelogue) 2016年11月4日
ポッドキャストにも革命をもたらすかもしれない!?
さて、その他の全ての「SNEAKS(スニークス)」が気になる人は、Adobe MAXで発表された新技術が凄すぎて会場は狂喜乱舞に!アドビの本気を垣間見る11の革新的なテクノロジー – ICS MEDIAからチェックです!
「Adobe MAX」の取材に関して
Adobe主催のメディアツアーに参加して「Adobe MAX」の取材を行っています。
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