WiFi共有サービス「FON」が日本上陸(創立者インタビュー)

Google、Skypeが出資するWiFi共有サービス「FON」が、ついに日本上陸しました。2006年12月4日に原宿でローンチイベントが開催されたので参加してきました。

Fon Title

「FON」は格安のWiFiルータを販売し(日本では1,980円)、FONユーザが設置したホットスポットを、他のFONユーザも利用できるようにするというWiFi共有サービスです。

つまりユーザが増えれば増えるほど、FONの面が広くなり、FONユーザの利用できるホットスポットが増えていくということになります。

FONの利用には三段階のユーザレベルがあります。

1. Linus(ボランティア精神で全く無料でホットスポットを設置)
2. Bill(ホットスポットを設置して帯域幅使用料をFONから受け取る)
3. Aliens(ホットスポットネットワークを有料で利用する)

イベントでは創立者のマーティン・バルサフスキー氏、自らがプレゼンテーションを行ったのですが、ブログで告知されたこともあり押すな押すなの大盛況。

奥の方に入ったまま身動きが取れなくなってしまい、肝心のプレゼンテーションを目の前で見られずにちと残念。

でもイベントの終了間際に、ちらりとお話させて頂くことができたので、即席インタビューさせて頂きました。日本語で説明してくれたのは、Vince@Skypeです。

ということでみなさん!

インタビューの中でマーティンも語っていますが、本日より5日間、FONルータ「La Fonera(ラ・フォネラ) 」が無料で貰えるそうです。

コチラからオーダー可能です(送料・代引き手数料がかかるみたいです)。

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フォン・ジャパンCEOの藤本潤一氏によると、国内ではサービス開始後、Linusユーザーの拡大を目指す。2007年末までにLaFoneraを7万5000台販売し、ルータで7000万円程度、Aliensへの課金で1000〜2000万円程度の売り上げを目指す。

公衆無線LANサービス“FON”が日本に本格進出,1年間で7万5000ユーザー獲得目指す

フォン・ジャパンとしてはまず,Linus会員を増やしてWi-Fiローミングのインフラを整備し,これを目当てにAliensが増加して大規模コミュニティが形成されることを狙う。最終的には,コミュニティに掲示する広告やアフィリエイト,Aliensからの利用料などを収入の柱として事業を展開していく計画だ。

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ISPとも提携し、接続料収入をシェアする計画。FON創業者のマーティン・バーサフスキCEOは「FONはISP業者のインフラにただ乗りしているわけではない。提携したISPは軒並みユーザーや収入を増やしている」と強調した。

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エキサイトは同社が運営するISP「BB.excite」の会員3,000名を対象としたモニターにLaFoneraを無料で提供するほか、エキサイトが運営するカフェ「エキサイト・ブロードバンド・カフェ」26店舗にLaFoneraを随時設置していく。