「OpenAI」CEOを解任されたサム・アルトマン氏が既に新しいベンチャーを立ち上げたとお伝えしましたが、The Vergeが「OpenAI」取締役会がCEO復帰に向けサム・アルトマン氏と協議中であると報じています。OpenAI board in discussions with Sam Altman to return as CEOという記事です。
The OpenAI board is in discussions with Sam Altman to return to the company as its CEO, according to multiple people familiar with the matter.
複数の関係者の話として「OpenAI」の取締役会はサム・アルトマン氏とCEOとして復帰するための話し合いを行っていると伝えられています。サム・アルトマン氏は復帰に関して、ambivalent（態度を決めかねている）状態であり、大幅なガバナンスの変更を望んでいるようです。
サム・アルトマン氏の解任によりグレッグ・ブロックマン社長も辞任、3人のシニア研究者が辞めたことが伝えられたほか、さらなる退社も控えている状態とのこと。
このままだと「OpenAI」が立ち行かないという判断から、解任の翌日に復帰の話し合いがもたれたのでしょうか。
どうも商業化を急ぐサム・アルトマン氏の動きと、それに対立する動きがあるようですが、これでCEOに復帰したとして、うまくまとまることができるのでしょうか。
「OpenAI」の共同設立者でもあり、研究者を率いるSutskever氏がサム・アルトマン氏の追放に貢献したとされていますが。
