作詞家・なかにし礼、食道がんを告白

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作詞家・なかにし礼氏が、コメンテーターを務める番組で食道がんを告白し、闘病生活に入ることを明かしました。なかにし礼さん 番組で「がん」という記事になっています。

作家で作詞家のなかにし礼氏(73)が5日、コメンテーターを務めるテレビ朝日系生情報番組「ワイド!スクランブル」で、食道がんであることを告白した。すべての仕事をキャンセルし、闘病生活に入ることも明かした。同番組もしばらく休む。

「胃のあたりが重い感じがする。いままでにない感じだ」と2月に話していたそうで、胃カメラを飲んだところ、食道がんだということが判明したとのこと。

「こんなことが自分に巻き起こるなんて思ってもみなかった。起きてしまったらしょうがない。ジタバタせずに受け止める」と番組内では語ったそうです。

作詞家としては「北酒場」「恋のフーガ」「港町ブルース」「時には娼婦のように」などのヒット曲があります。

作家としては、2000年に「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞しています。

長崎ぶらぶら節 (文春文庫)

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赤い月〈上〉 (文春文庫)

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この日の番組出演で休養に入るとし、「初期の段階よりもちょっと進んでいるのかなという感じですので、治療に専念します」と説明した。

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治療や手術などは、持病の心筋梗塞(こうそく)の様子を見ながら決めるという。

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「手術も必要なんですが、(過去に)心筋梗塞をやっていて循環器が弱いので、循環器系、麻酔、執刀する先生は(治療法を)思い悩んでいる。でも、時間も無駄にするわけにはいかないので、1日でも早く入院して、どういう治療が最適か、効果的かを今日あたりから詰めていって、闘病に入ります」