ニュースサイトを買い漁る大手新聞社というコラムより。

自分たちのビジネスの利益を向上させる機会であるにもかかわらず、新聞社のお偉いさんたちは、自分たちのビジネスモデルが食い荒らされることだけを心配していた。多くの企業がインターネットに投資したが、ただしあくまで添え物と捉えていたのは明らかだ(「自分はオンライン版ではなく印刷版のほうで記事を書いています」というのが多くのベテランジャーナリストたちの決まり文句だった)。

9年前に大手新聞社での安定した職を捨て、CNETのオンラインニュースサイトの立ち上げに参加して変人扱いされた筆者のコラム。

最近になって大手新聞社のネットに対する態度が変わってきた。といっても、積極的ではなく防御的な理由からではあるが。業績が停滞し、株主からの圧力を受けて、彼らはようやくインターネットの世界に飛び込む決心をしたようだ。

とし、New York TimesがAbout.comを4億1,000万ドルで買収した事例を紹介しています。日本でもまさに、オールドメディア(フジテレビ・産經新聞) v.s. ニューメディア(ライブドア)の様相を呈している訳ですが、こういうニュースに触れてどう思うんでしょうかね。どうも思わないのかな。

他にも、

・Dow Jonesは11月に、Marketwatchを5億2000万ドルで買収した。
・Washington Postは11月、オンラインマガジンのSlateをMicrosoftから買収することに合意した。
・インターネットニュースサイトの草分けTheStreet.comは1月、投資銀行Allen & Co.と契約し売却を視野に入れた戦略的代替分野の検討を始めた。

と事例が挙げられています。ライブドアがニッポン放送の株を大量に購入しただけで各所巻き込んだ大変な騒ぎになっているくらいですから、日本でこうした動きが出てくるのはまだまだまだまだ先のことなのかもしれません。アメリカでは「今年は、インターネットニュースサイトと従来型の紙媒体の合併が間違いなく激化するだろう」ということなんですが。