マクドナルド、9年ぶりの減収減益 → 原田社長「値上げも検討」

2013 02 08 1515

マクドナルドが9年ぶりに減収減益となりました。原田社長は、値上げの可能性を示唆しているそうです。マクドナルド、1月の既存店売上高17%減という記事になっています。

売上高は3%減の2947億円だった。既存店売上高は3.3%減り、9年ぶりのマイナスとなった。営業利益は12%減の247億円、経常利益は14%減の237億円だった。いずれも05年12月期以来7期ぶりの減益。

原田社長がマクドナルドの社長になってから、施策の多くは当たってきたように思うのですが、震災以降は奮わないですね。

「8年連続で既存店売上高を積み上げてきたが、昨年のマーケットの落ち込みは著しいものだった」とコメントしているのですが、マーケットのせいだけなのか。

メニューをなくしたり、無料券をばらまいたり、既存のマクドナルドファンも「あれ?」と思うよなことが続いたのではないでしょうか。そんなことない?

また「円安の影響もあり、コストは上昇傾向にある。どのタイミングで値上げするか、探っている状況だ」として、値上げも示唆しています。

「収益源となっていた比較的高めの商品が不振だった」ことが理由のところに、値上げをしたら‥‥安い商品を求めていた人も離れてしまうような‥‥そんなことない?

「100円マック」などの低価格商品を売り物に集客し、「デフレの勝ち組」とも言われる同社の業績に陰りが見えてきた。

どういう施策をするのでしょうか。マクドナルドは好きなので、頑張って欲しいなー。

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「どんなに高価格帯の季節限定バーガーやご当地バーガーを出しても、消費者の興味は安い商品にしか向かわず、しまいにはコーヒー1杯で何時間も居座る『マック難民』の存在が話題になる始末。今年に入ってバーガー無料券をバラ撒くキャンペーンで客数を上げようとしましたが、あまり効果はなかったようです」