
PC大手の「Dell」を創業者であるマイケル・デルとSilver Lakeを中心とする投資ファンドSilver Lake Partnersが買収することが発表されました。米Dellが株式非公開化へ、創業者ら買い取り – Microsoftも参画という記事になっています。
Dell氏とSilver Lake Partnersによる買収は、経営陣が参画したバイアウトである。買収資金を融資するSilver Lake Partnersには米欧の金融機関のほか、Microsoftが加わった。
買収金額は244億ドルで、株式非公開化を計画しています。株式を非公開化することで、株主の意向に左右されることなく、再建しやすくるのが狙いです。
需要はPCからタブレットに移り、それが「Dell」の低迷にも繋がっていると思うのですが、今回、Microsoftも加わっているというのは、そちらの動きもあるのでしょうね。
ネタフルでは「Dell」身売りか → 株式非公開化して再建へという記事を書いていました。
引き続き、マイケル・デルが会長兼CEOとして「Dell」を率いるとのことです。どうなるでしょうか。
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Dellはかつては米Hewlett-PackardとPC市場で首位を争っていたが、2011年第3四半期に中国Lenovoに抜かれ、3位に落ちた(米Gartnerの調査)。