Jリーグ第21節 浦和レッズ v.s. 鹿島アントラーズ[2010]

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目にしただけでテンションの上がる、スタジアムが一つになったコレオグラフィ。染め抜いたイングランド国旗は、渡る阿部勇樹へ惜別の意味も込めた「PRIDE OF URAWA」。

山岸が横っ飛びでPKを止めた時なんて、これぞホームだと思いましたね。あの時は、スタジアムに雰囲気があった。

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勝てないことに落胆し、スタジアムに足を運ぶ人も減っているようで、しかしあの日の一体感たらなかった。選手の気持ちが見えないという話もあるけれど、サポーターはどうだったのか。

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やればできる。選手もサポーターも。ここまでの道程があってこその一体感だったけれど、それを共に歩み、昇華できたことを嬉しく思います。残念ながら、ロスタイムに失点して結果はドローだったけれども。

サッカーの女神はかくも残酷か。

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連敗があり、チームがまとまり、勝利があり、いざ覇者・鹿島アントラーズに挑むこの試合。調子がよくないと言いつつも、やはり鹿島は鹿島でした。

その鹿島を相手にこれだけの試合をできたのだから、浦和レッズの成長も感じ取れるというもの。もちろん、勝利至上の人には物足りないかもしれないけれど、そんなサッカーは長くは続かない。

ということは、ここ数年で良くも悪くも分かった。

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その上で、チームは土台作りを選択したということを。まさに、土台作りの真っ最中であるということを。

今年は3位以内という目標は掲げているものの、恐らくフィンケ監督は、当初から世代交代、そして戦術が浸透するには3年はかかると踏んでいたのでしょうね。

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実際、それまでの3バック・個人の力で打開するサッカーがしみついた選手たちからそれを引きはがし、4バック・コンビネーションサッカーを浸透させるには、そのくらいの時間はかかるのでしょう。

でもようやく、光明が見えてきた気がします。

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何より選手たちが楽しんでいるし、選手たちが考えて実行に移し始めているのが見て取れるし、同時に結果もついてくるようになったから。

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セル、元気の覚醒は嬉しい限り。柏木や堀之内の献身も素晴らしい。

プロスポーツだから勝って当然という考え方もあるのは異論はありませんが、しかし、こうしてチームの成長と共に歩む機会を得られたことは、本当に素晴らしいことだと思います。

試合終了後、スタジアムを挨拶で回る選手たちを、多くのサポーターがスタンディングオベーションで迎えました。

とはいえ、試合結果に満足している訳ではありませんよ。とにかく勝てばなんでもいいということではなく、そこに繋がる過程も大事にしたいということです。

あそこまでいったら、もちろん勝ちたかった。勝利はほとんど掴んでいた訳ですからね。選手たちが一番悔しいと思います。しかし、だからこそ前を向いてチャレンジして欲しいです。

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コグレマサト
ブロガー/2004&2006アルファブロガー/第5回WebクリエーションアウォードWeb人賞/ブログ&ツイッター&LINE26冊執筆/ScanSnapプレミアムアンバサダー/カナダアルバータ州ソーシャルメディア観光大使/カルガリー名誉市民/チェコ親善アンバサダー/おくなわ観光大使/オジ旅/かわるビジネスリュック/浦和レッズサポーター/著書多数