元ヒステリックブルー・ナオキこと赤松直樹受刑者の獄中手記(追記あり)

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2004年、人気バンド「ヒステリックブルー」のナオキこと赤松直樹が強姦や強制わいせつで逮捕され、世間に衝撃を与えました。2006年に懲役12年が確定、現在服役中なのですが、間もなく出所するそうです。出所を前にした獄中手記の一部が、元ヒステリックブルーのナオキが出所を前に獄中12年の心情と事件の真相を手記に綴った(篠田博之)に掲載されていました。

今回、彼の事件やその更生のあり方について誌上で問題提起をしようと考えたのは、薬物犯罪とともに性犯罪についても、これまでのような対処のしかたを改めるべきではないかという動きが法務省などを中心に起きつつあるからだ。前述した奈良女児殺害事件をきっかけに本格的な治療プログラムが刑務所などに導入されつつある。実際、ナオキも刑務所でそれを受けていた。

当時、ネタフルでも次のような記事を書いていました。

元ヒステリック・ブルーのナオキに懲役14年

元ヒステリックブルー、赤松被告に懲役12年確定

ナオキこと赤松直樹受刑者は現在、37歳。2006年に懲役12年ということは2018年まで刑期はありますが「未決勾留日数が刑期に加えられるため、実はナオキはまもなく出所する」そうです。

赤松直樹受刑者は山形刑務所におり「罪と償いについて考える」という獄中手記が「創 8月号」に掲載予定で、その一部がネットで読めるようになっています。

刑が確定した時は27歳、それから10年が経過し37歳になった赤松直樹受刑者。一審では夫を支えると証言した妻とも離婚しているそうです。この10年、何を考えてきたのか。罪についてどう考えているのか。刑務所ではどのように過ごしているのか。なぜ事件を起こしたのか‥‥。

「償える」と思うことが被害者の苦しみを過小評価した加害者側の傲慢さの表れではないのか。そもそも、加害者(しかも性犯罪)が被害者に対し償うこと自体可能なのか。答えは否である。たとえ死んでお詫びしたところで被害者の傷が癒えるわけでもない。

「懲役刑に服するということはあくまで社会治安を乱したことに対する国家への償いでしかなく」という言葉が心に残りました。

赤松直樹受刑者は「R3」と呼ばれる更生プログラムを受講したこと、キリスト教に入信したことで罪と向き合えるようになったとしています。興味のある方はコチラからどうぞ。

元ヒステリックブルー・ナオキのその後

「未決勾留日数が刑期に加えられるため、実はナオキはまもなく出所する」と書いておりましたが、Hysteric Blue – Wikipediaによると引き続き山形刑務所の受刑者であるとの記述がありました。さらに満期出所確定のため出所は2018年夏とのことです。懲役12年の刑期を終え、間もなくナオキは出所します。その頃は39歳になっています。

元ヒステリックブルー・Tamaとたくやは?

元ヒステリックブルーのメンバーであるボーカルのTamaとドラムのたくやがどうしているのか気になったので調べてみました。2011年にTamaとたくやで「Sabão(シャボン)」というユニットを結成し、現在はそちらで活動しているようです。ヒステリックブルー時代の楽曲も演奏しているようですね。

元ヒステリックブルー・ナオキ、強制わいせつ致傷容疑で逮捕

「ヒステリックブルー」元ギタリスト、強制わいせつ致傷容疑で逮捕ということで、2020年9月23日に再びナオキが逮捕されました。

埼玉県警朝霞署は23日、1990年代後半~2000年代初頭に活躍した人気ロックバンド「ヒステリックブルー」(解散)の元ギタリストの男性(41)を強制わいせつ致傷容疑で逮捕した。

2020年7月上旬に、埼玉県朝霞市の路上でわいせつな行為をしようとして相手にケガをさせた疑いが持たれているということです。

「ヒステリックブルー」元ギタリスト、強制わいせつ致傷容疑で逮捕によると、自首したということです。周囲に捜査が及んでいたのでしょうか。名前も赤松直樹ではなく、二階堂直樹となっています。

事件当時は飲酒していたとみられ、「胸を触ろうとしたことは間違いない」と容疑を認めているという。

2016年に出所後、Twitterでフェミニストとして活動していたという話もあるようです。

刑務所で性犯罪の再犯防止プログラムを受けたり、キリスト教に入信したり、さらには手記を発表するなどしていましたが、再び性犯罪を起こしてしまうというのが、依存症の怖さなのでしょうか。

現在、ナオキは41歳になっています。