プリンス、検死により死因はフェンタニルの過剰摂取だったと判明

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2016年4月21日に急死したプリンスですが、その死因が鎮痛剤の過剰摂取であったことが明らかになりました。歌手プリンスさん死因は鎮痛剤の過剰摂取=検視当局という記事になっていました。

米歌手プリンスさんが今年4月に57歳で急死したことをめぐり、中西部ミネソタ州の検視当局は2日、死因は鎮痛剤などとして使われるオピオイドの一種、フェンタニルの過剰摂取だったと発表した。

プリンス、ペイズリーパーク スタジオの自宅で死去 〜57歳で急死という記事を書いていますが、当時はインフルエンザにかかっていた、緊急搬送されていた、という話もあったのですが、検視の結果は鎮痛剤の過剰摂取だったようです。

プリンスは自分でフェンタニルを投与しており、その強力な作用はヘロインよりも数倍強いそうです。

フェンタニル – Wikipediaによると次のように説明されています。

主に麻酔や鎮痛、疼痛緩和の目的で利用される合成オピオイドである。1996年のWHO方式がん疼痛治療法の3段階中の3段階目で用いられる強オピオイドである。

向精神薬取締法における麻薬となります。

オピオイドは鎮痛、陶酔作用がある化合物です。アメリカでは、薬物中毒死の43%をオピオイド医薬品の過剰摂取が占めている、と。

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プリンスさん検死「死因はフェンタニルの過剰摂取」 – ハリウッド : 日刊スポーツ

米メディアは、プリンスさんは急死する6日前、鎮痛剤パーコセットの過剰摂取により危うく死にかけたが、乗っていた自家用ジェット機を緊急着陸させ、応急注射で一命をとりとめたと報じていた。