スティーブン・スピルバーグ「ディスレクシア(読字障害)」という学習障害だったことを告白

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映画監督のスティーブン・スピルバーグが、自分に学習障害があり、それが原因で子供時代にいじめられたことなどを告白し、話題になっているそうです。初めて診断されたのは、5年前だそう。

朝日新聞デジタル:スピルバーグ氏、学習障害を告白 「映画で救われた」という記事になっていました。

スピルバーグ氏が公表したのは、読み書きが困難になる「ディスレクシア」と呼ばれる障害。5年前に初めて診断され、「自分についての大きな謎が解けた」という。

「ディスレクシア」は日本語では「読字障害」と言います。ディスレクシア – Wikipediaによれば「知的能力及び一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害」と説明されています。

人類が文字を使い始めたのは5千年ほど前からといわれ、脳には文字の読み書きを行う中枢領域は存在せず、他の代替機能を使って文字の読み書きをしている。ディスレクシアの人々は通常の人々とは異なる脳の領域を使っており、そのためスムーズな文字の読み書きが行えないと考えられている。

スピルバーグ監督は、小学生時代は読み書きが同級生よりも2年遅れ、当時は学習障害についての知識もない時代で「十分に勉強していないと思われた」そうです。

今でも、本や脚本を読むのに、人の倍くらいの時間がかかるそうです。

スピルバーグ監督、障害を告白 「映画で救われた」によると、学習障害のある若者向けのウェブサイト「フレンズ・オブ・クイン」でのインタビューで公表したものだそうで「映画が私を救った」「あなたが思うよりよくある障害」など、メッセージを送っているそうです。

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当時いじめを受けていた子供たちをヒントに映画「グーニーズ」が作成されたことも明かし、「映画を作ることで羞恥心から解放された」と、彼にとっての映画の存在の重要性を語った。

スピルバーグ読字障害に「映画が救った」 – シネマニュース : nikkansports.com

読字障害と診断されたのは5年前。中学では数多くのいじめを受け、当時は読字障害について知られていなかったこともあり、学校からは怠けていると思われたという。