水嶋ヒロ、ポプラ社小説大賞を“齋藤智裕”として大賞受賞

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芸能事務所を退社し執筆活動をするとしていた水嶋ヒロが、第5回ポプラ社小説大賞を「齋藤智裕」として大賞を受賞していたことが明らかになりました。

作品名は「KAGEROU」で、応募時のペンネームは「齋藤智」だったと注意書きがあります。

研音を退社した時はちょっとしたゴタゴタがあるようにも見えたのですが、しっかりと小説で結果を出してしまうのが流石です。

ネタフルでは、一連の流れを次のような記事を書いていました。「作家としての才能も高い」と評価する知人もいました。

水嶋ヒロ「執筆活動をしたい」電撃引退 → 小説家転身 → 妻・絢香と会社設立
【食い違い】研音「水嶋ヒロは俳優を引退して執筆業に」絢香「水嶋ヒロは俳優としても活動したい」

俳優業引退と報じられつつも、水嶋ヒロ本人は俳優業も継続したいという意向を持っていました。

1,285編の応募作の中から、大賞に選ばれました。気になるのは小説の内容なのですが、どんな内容になっているのでしょうね。

水嶋ヒロ、作家鮮烈デビューに「身震い」 賞金2000万円は辞退していた!によれば、都内で行われた発表会に出席したようです。

処女作の『KAGEROU』について、ポプラ社の坂井宏先代表取締役は“様々なジャンルを越えた新しい小説”と紹介。そのストーリーを「自殺する男を止めて、命を助けようとする物語」と説明し、命の大切さ、生きることはどういうことかを問う内容が「心の奥深くを揺すった」と太鼓判を押した。

「このような栄誉ある賞をいただき恐縮しております。大賞をいただけた現実に身震いしている。純粋に作品を評価してもらい嬉しく思う」と水島ヒロ。2,000万円の賞金は辞退したそうです。

水島ヒロは「齋藤智裕」という本名で応募していた訳ですが、ポプラ社はどの段階で水島ヒロだと気付いたのでしょうね。蓋を開けてみたら‥‥という状況だったのでしょうか。

と思ったら、芸名でない応募だったことから「10月25日に行われた最終選考の2日後に初めて、受賞者が俳優の水嶋ヒロであることがわかった」のだとか。

辞退した賞金は、

水嶋は「多くの作品が生まれてほしい、賞金をそのために有効利用していただきたい」ということで、これを辞退することを表明。ポプラ社は全国各地で行っている「読み聞かせイベント」など子どもたちは本と触れ合うきっかけになるイベントの活動に今回の賞金を使っていくという。

というように使われるそうです。

発表会では、元所属事務所とのゴタゴタについて「僕が自ら志願いたしました。決してクビにされたなどではなく、話し合いを重ねてきて、最後には俳優業が中心ではないライフスタイルを選んだ僕の背中を前所属事務も強く押してくれた」と語っています。

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水嶋ヒロさんにポプラ社小説大賞 賞金は2千万円

ポプラ社小説大賞はエンターテインメント小説を対象に2006年に始まり、2千万円という高額の賞金が話題にもなった。水嶋さんの作品は今回、1285編の応募作の中から選ばれた。

水嶋ヒロが小説大賞 作家名斎藤智

水嶋が9月までに所属していた事務所関係者は、俳優活動を休止する理由として「本人が俳優という表に出る仕事よりも、執筆活動に力を入れたいと強く思っていた」と説明していた。その後の移籍先や、執筆活動に関心を持った経緯などは示されていなかった。同社が発表した受賞者名は、本名とみられる斎藤智裕だった。

水嶋ヒロ 芸名明かさずペンネームで応募し大賞受賞

ポプラ社が31日に発表した大賞受賞者は、水嶋の本名「齋藤智裕」で、「東京都、男性、26歳」と紹介されている。人気俳優「水嶋ヒロ」の名前は一切出さず、応募は「齋藤智」のペンネームで行った。

水嶋ヒロの小説いきなり大賞!賞金は2000万円!!

別の知人は「自殺者の数を知ったのがきっかけで書いた作品。最後に悔いのない、良い人生だったかを決めるのは自分。そのために、何をしなければいけないかを考えてこの作品が生まれた」と解説した。作詞、作曲をする絢香との出会いからも創作意欲を刺激されたようだ。

水嶋ヒロが会見「大変光栄」…ポプラ社小説大賞

ポプラ社によると、水嶋は「斎藤智」のペンネームで応募していたが、本名の斎藤智裕として受賞するという。受賞作は自殺志願者とそれを止めようとする男の物語で、刊行時期は未定。

水嶋ヒロが小説大賞受賞「身震いしている」

受賞作のテーマは、命の大切さ。「荒削りな面も目立ったが、それを凌駕(りょうが)するパワーがあった」と、同社社内選考委員13人のうち8割近くが受賞に賛同したという。黒いジャケットとパンツ姿で登場した水嶋は、受賞の感想に加え、所属事務所を退社した経緯について約4分間にわたって語った。

水嶋ヒロが「ポプラ社小説大賞」受賞

ポプラ社は主に児童書を刊行する出版社で、2005年に娯楽小説が書ける作家を育成するために小説大賞を創設。異例の高額賞金で話題を呼んだ。

苦労した水嶋ヒロ 何度も読んでメモして辞書を引いた

幼稚園から小学校6年までスイスで暮らした水嶋は英語が堪能だが、帰国直後は日本語に苦労。「中学、高校時代は本を読んでも1回では理解できないからと、10回くらい読んで、メモをしたり、辞書を繰り返し引いていた」(周囲)という。