「尾崎豊さんの気持ちが分かりました」大友康平が告白という記事より。
この訴訟は、大友の前所属事務所マザー・エンタープライズ社が、大友の一方的な独立によってコンサート16本が中止となったほか、大友の無断営業による契約違反などによる損害賠償を求めて提訴された。
「ハウンドドッグ」の解散・独立問題で、前所属事務所から訴えられている大友康平が、証人として口頭弁論に初出廷したそうです。
独立に至った経緯として、マザー・エンタープライズが会長のワンマン会社であり、その不安から独立を決意したと語ったそうです。
とはいえ、
・音楽活動はマザー
・俳優業などは個人事務所で
ということを考えていたそうですが、原告側が「誰がメンバーの面倒をみるのか」と質問したことを考えると「ハウンドドッグ」としての売上が落ちていたのかもしれません。
そして大友康平は「事務所の責任です」と答えたということですが、美味しいところは個人事務所で、と取られてしまうかもしれませんね。
だとすると、
「福田会長から『ハウンドドッグは事務所のお荷物だから解散しろ。独立は認めない。解散ツアーをすれば2000万円ずつ退職金が出る』と言われた」
“お荷物”という言い方はアレですけど、事務所からしてみるとリスキーな存在になっており、これまでの貢献を考慮して2,000万円の退職金となったのかな、と推測してみたり。
「ハウンドドッグ」としての未来が見えない中では、退職金に同調するメンバーもいたとしても不思議ではないのですが、それに賛同した蓑輪単志、鮫島秀樹を切ったということなのでしょうか。
「福田会長の一方的な暴走に賛同した蓑輪氏にはショックを受けた。鮫島氏も福田会長とつながっているし、信用ができなかった」
さらにその後、残りのメンバーも切られています。「(帯同は)1年間に限ると考えていた」と大友康平。
「福田会長に振り回されたとき、独立しようと悩んでいた尾崎豊さんの気持ちが分かりました」と心情を吐露する場面もあったということですが、ハウンド・ドッグ (ロックバンド) – Wikipediaを見ると、当時マザーの取締役だった大友康平が「裏営業」したことで訴えられているんですよね。
いずれにせよファン不在な感じで、そして根が深そうな問題です。
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