スノーボードクロス藤森由香「脳に障害が残る」ドクターストップで棄権

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女子スノーボードクロス・バンクーバーオリンピック代表の藤森由香が、ブログでドクターストップに至った経緯を明かしています。「ありがとうございました。」というエントリーです。

「今日のオリンピックを楽しみにしてくれていたみなさん、残念な結果になってしまって本当に申しわけありません」と謝罪し、棄権に至った経緯を説明しています。

2月13日の公開練習で、ジャンプ台から跳んだ時に風にあおられて転倒しました。その時のことは「退院」というエントリーで綴られています。

気づいたら病院にいました。全く記憶がありません。

一日病院で休んで「体はちょこちょこ痛みはありますが、大丈夫そうなので頑張ってきます」としていたのですが結局、痛みがひどく練習は棄権し、治療を行っていたそうです。

そして迎えた公開練習では「怪我の恐怖心からか脚の動きが悪くて、細かい動きができず、イメージ通りの滑りができなくなって」しまったそうです。

そんな中、練習で転倒してしまい、

ドクターに診てもらったら目の焦点があっていなく、瞳がしっかりとまらないといわれ、これ以上転んだら脳に障害が残る危険性が高くなるといわれ、ドクターストップがかかりました。

ということになったということです。

気付いたら病院にいたというのは、相当な恐怖だったと思います。また、脳に障害が残る可能性があるということから「コーチや、監督にも棄権をしたほうがいいと判断」しました。

自分の失敗じゃなく風に飛ばされて怪我をしたなんて、本当に運が悪かったなぁ。。。

「わたしは何がなんでも出たかった」けれど「散々悩んだ結果、棄権をすることに」したそうです。

応援してくださったスポンサー、友達、家族、そしてみなさんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。。。

上村愛子もそうでしたが、ここまでに辿り着くにはたくさんの人のバックアップもあってこそですから、棄権するのも勇気が必要だったでしょう。

まだ23歳ですから、まだチャンスはあるはずです。

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