水着で速くなるなら、なぜ着ないんだ!!!!という記事より。
日本オリンピック委員会(JOC)の福田富昭強化本部長(66)が12日、競泳日本代表に対し世界新を連発している英スピード社の水着を採用するよう指令を出した。
世界新記録を連発する水着として知られることになったスピード社の水着。日本でテストしたところ、確かに速いことも分かっています。
が、日本人選手はスポンサーの関係から着用することができず、代わりの素材を探してきて新しい水着を開発せよ!
みたいなことに、事態はなっていたのですが、ここにきて北京オリンピック日本選手団の団長である福田強化本部長が、
「水着で速くなるなら、なぜその水着を着ないんだ」
と緊急会議で発言したそうです。
選手団の団長ともなれば、やはり獲得できるメダルの数は大いに気になるところでしょう。
着れば速くなる。わかっちゃいるけど、スポンサーとの絡みで着られない。ようやく新しい水着に着手した「水連の対応の甘さを追及した」ということです。
選手にしてみれば当然、速くなって記録が出るのだから着用したいのは間違いないでしょうね。
ハンセンはナイキ社と契約しているため、スピード社の水着を着用しないと思われていたが、状況は一変。
北島のライバルはナイキと契約しているにも関わらず、スピード社の水着をテストしているということです。
例えば1秒を争うレースになれば、水着の性能で決着がついてしまうかもしれません。
長い目でみれば違約金を支払ってでもスピード社の水着を着用し、メダルを獲得した方が良い‥‥という考え方もあるのかもしれませんが。
果たして、どういう決断が下されるでしょうか?
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