ソフト技術者の容易な確保目指しPHPを選択〜テレビ朝日という記事より。
同社はこのシステムのコンテンツ開発・管理・配信部分の開発言語として、オープンソースのソフト開発言語「PHP」を採用した。採用の理由は、「PHPが扱える技術者の数の多さ」だった。
「ソフト技術者を、低コストで容易に見つけることができるPHPは、まさに当社のニーズに合っていた」とテレビ朝日関係者。
各種サーバーのプラットフォームも統一。サーバーOSには「Solaris」、Webサーバーには「Apache」を選んだ。そして、コンテンツ開発・管理・配信部分の開発言語に採用したのが「PHP」である。
以前はデジタルコンテンツの管理と配信を行うシステムがコンテンツごとにバラバラだったものを、PHPで統一システムを開発したそうです。
OSがSunであったことからJavaの提案も受けたそうですが、次のような理由からPHPの採用に至ったそうです。
「PHPはインターネット用の開発言語としてはデファクトスタンダード。無償で利用できるので、多くのソフト技術者が、その利用技術を身に付けている。技術者が見つからないという事態に陥る可能性が低いところが魅力だった」
これは確かに言えているかもしれません。今の時代、人材も流動的ですから、何かに依存するというのは非常に危険なことです。いつ誰がいなくなっても大丈夫なようにリスク分散しておくのも大切です。
さらにテレビはコンテンツが多いため、更新頻度が高く、インタラクティブなコンテンツが多いことからも統一されたシステムの需要が高かったとのこと。「現在まで、ソフト技術者が足りずに困るような事態は起こっていない。PHPの選択は間違っていなかった」ということです。
ぼくもPHPをちょろっと勉強しはじめています。はじめて見ると意外にとっつきやすく、かつて触ったBASICにも似ている感覚を持ちました。自分にはできないと思っていたのですが、食わず嫌いだったみたいです。
