「Sleipnir」で起業したワケ

フリーウェア「Sleipnir」で起業した理由と成功への青写真――フェンリルの柏木社長というインタビュー記事。

同氏は2004年11月にSleipnirのソースコードが保存されたPCを盗まれ、ソースコードをすべて失うという災難に見舞われた。しかし同氏はコードを一から書き直してSleipnirを復活させた。

Sleipnirを復活させたのも凄いですが、同時に資本金1,000万円で起業したのも凄いです。そのパワーはどこからくるのか? インタビューを読んでみて下さい。

・自分のソフトウェアで起業したいと考えていたが一度は社会に出てみたかった
・仕事が忙しく自分の時間が取れなくなったため企業を決意
・PC盗難からショックで寝込み5kg痩せる
・盗難事件が起業のきっかけになった
・ビジネスモデルは広告の販売と検索バーやアドレスバーの枠の販売

ブラウザ上の広告枠販売の第一弾として、エキサイトと提携して「Sleipnir×Excite」の提供を行うそうです。エキサイトはブラウザからポータルへの誘導に期待します。

その他にも、プログラミングを始めたきっかけ、Sleipnirの開発を始めたきっかけが語られています。愛用しているブラウザだけに、興味津々で読んでしまいました。

それにしても「頭のなかのコードまでは盗まれていませんでしたから」というのは名言ですね。