ビジネスモデルの変更でキタムラは生き残った

「デジカメ危機」を乗り切ったキタムラの取り組みという記事より。

カメラ業界では、ここ数年はデジタルカメラの台頭にフィルムカメラが押される形となり、キタムラも環境変化によるビジネスモデルの変更が不可避である状況に陥ったという。「デジカメ以後、懸命に生きようとする姿を伝えたい」と同氏。

「100年かかって普及したものが、たった3年でなくなってしまう勢い」という言葉には重みがあります。確かに、デジカメの普及はフィルムカメラ業界にとっては怒濤の勢いで迫って来たのでしょう。同じカメラでありながらも「ビジネスモデルの変更が不可避」である状況。

価格.comなどを見ていて、カメラのキタムラが大手量販店よりも安い値段でデジカメを販売しているのはよく目にしていたのですが、こうした苦悩があったことは知りませんでした。

新たなビジネスモデルとして、

・インターネット経由のネットプリント
・店舗でのデジカメデータのプリント受注におけるロスを削減すること

などを模索したそうです。

結果、ネットプリントは全需要の40%、e-コマース全体として年商40億円を記録するまでに事業が拡大したとのこと。まさに生き返った、そんな感じなんでしょうか。

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