2020年5月より都内でスタートした小型電動アシスト自転車によるシェアサイクルサービス「LUUP」のポートが、ローソンにも導入されることになったと発表されています。
小型の機体でポートを設置しやすい設計
「LUUP」のサービス開始から約2か月のデータによると、
・8割程度のライドが「30分以下」
・6割程度のライドが「1〜15分」
となっており、2017年に国土交通省が発表した資料にある港区を中心に都内で展開しているシェアサイクルサービスの平均利用時間の約37分と比較すると、ラスト・ファーストワンマイルの移動にニーズがあることが分かったそうです。
「LUUP」は既存のシェアサイクルサービスと比較して短距離移動に最適化されており、ローソン店舗の密度の高さとの相性が良いため、今回の導入に至ったということです。
短距離移動に適した機体設計で小型のため、自販機一台分のスペースにポートを設置できるそうです。そのため、既存のサービスと比較しても様々な場所にポート設置ができるのだとか。
利用料金も「初乗り10分100円、それ以降は1分ごとに15円」に設定しているため、短時間なライド向けの価格設定となっています。
ポートがある場所としても、コンビニが目安だと非常に分かりやすいのではないかと思います。
ポート第1号店舗は世田谷三軒茶屋一丁目店
最初に「LUUP」ポートを導入する店舗は以下の通りとなります。
・ローソン世田谷三軒茶屋一丁目店
・住所:世田谷区三軒茶屋1-19-1
・利用可能台数:6台
2020年8月4日から「LUUP」が利用可能です。
今後は、ローソン店舗への導入を進めると同時に、ポートの拡大・機体台数の増加を順次行なっていくとしています。
ポートオーナー募集中
店・物件の空きスペースに「LUUP」ポートを設置するオーナーを募集しているそうです。
自販機1台分程度のスペースから設置でき、設置費用・維持コストは一切かからないとのこと。ラック設置などせず、業務用テープを貼ってユーザー用の看板を置くだけなので、所要時間は20分程度だそう。
初期費用・維持コスト無料で、来店のきっかけとなったり、オーナーには設置台数と立地に応じて場所代が支払われるそうです。
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