
端的にいうと、使う人が著しく減っている‥‥ということなんだと思いますが、ヤフーの出自でもあるディレクトリ検索サービスが終了するというのは、感慨深いものがあります。2018年3月29日に終了です。日本では1996年から続いていたサービスということなので22年。「Yahoo!カテゴリ」「Yahoo!ビジネスエクスプレス」サービス終了のお知らせという記事になっています。
Yahoo!カテゴリは一般的に「ディレクトリ型検索」と呼ばれるサービスで、「サーファー」と呼ばれるスタッフが手作業でサイト情報を収集し、「エンターテインメント」「メディアとニュース」などのカテゴリに分類して登録しています。
現在はロボット型が主流になっているため「一定の役割を終えたものと考え、サービスを終了する決断に至りました」ということです。
インターネットの黎明期にどうやってウェブサイトを探していたかというと、ISPのユーザーページ一覧みたなところから辿っていたんですよ。リムネットとか。そこからリンクを辿り、新しいウェブサイトを知ったものです。キーワードで検索して何かを探すということ自体がありませんでした。
その後、Survey MLというメーリングリストでGoogleが紹介された時は驚愕したものです。え、キーワードで検索して読みたいものが見つかる、必要な情報にたどり着ける、と。
とはいえ、最初はリアルタイム性は高くなかったから、ブログが出てきた当初はサイドバーに貼り付けられたブログロールという更新されたサイトが分かるようなリンク集を辿っていたことも思い出します。今はブログを更新すればすぐにGoogleに反映されますけどね。
昔は「Yahoo!カテゴリ」に登録されるとSEO効果があるってんで、わざわざお金を払って審査してもらうということもあったのですが、今ではそういうこともなくなっているのでしょうね。
もちろんネタフルも登録されてますよ。

お疲れさまでした。ありがとう「Yahoo!カテゴリ」。