「WhatsApp」Facebookが世界最大のメッセンジャーアプリを買収

2014 02 20 1057

Facebookが、メッセンジャーアプリの「WhatsApp」を160億ドルで買収したことを発表しています。Facebook to Acquire WhatsApp – Facebook Newsroomとして発表されています。

Facebook today announced that it has reached a definitive agreement to acquire WhatsApp, a rapidly growing cross-platform mobile messaging company, for a total of approximately $16 billion, including $4 billion in cash and approximately $12 billion worth of Facebook shares.

日本では馴染みのないアプリ「WhatsApp」ですが、どんなアプリなのか? 「LINE」のようなメッセンジャーアプリです。

【LINE】2013年のアプリ売上ランキングで世界一を獲得(ゲームは除く)という記事を書いた時に名前が出てきていたのですが、ある調査による2013年のゲームを除いたダウンロード数ランキングでは、1位 Facebookに続く2位でした。ちなみにLINEは6位です。世界的には、メッセンジャーアプリというと「WhatsApp」なのですね。

なお「WhatsApp」は毎日、100万人が新規ユーザとして登録しているそうです。毎日100万人!?

既に買収している「Instagram」もそのままのブランドで運営が継続していますし「WhatsApp」も同様になるようです。

現在はLINEもFacebookメッセンジャーも使っていますが、やはりLINEの利用頻度が高いです。LINEをやっていない人や、繋がっていない人がいると、Facebookメッセンジャーになるという感じでしょうか。アプリとして、あまりサクサク感を感じられないのです。しかし、これが「WhatsApp」でFacebookのメッセージもやり取りできるようになったら‥‥!?

世界最大のメッセンジャーアプリ「WhatsApp」はどこを目指すのだろうか – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)によると「WhatApp」の現在のビジネスモデルは以下のようになっています。

「WhatsApp」は最初の1年は無料で、それ以降は0.99ドル(年)かかる。いわゆる毎年の利用料金を徴収するビジネスモデルである。

「LINE」が提供するような、ゲームやスタンプは提供されておらず、シンプルなコミュニケーションツールに徹しています。

「WhatApp」から発表されている最新のユーザ数は4億3000万人、一方の「LINE」は3億4千万人です。

WhatsApp Messenger App
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
価格: 無料