“パソコン通信”の草分け、米CompuServeがひっそりとサービスを終了という記事より。
コンピュータの歴史で、また1つの時代が終了した。オンラインサービスの米CompuServeが7月1日(現地時間)、その会員向けサービスを停止した。
「CompuServe」といえばパソコン通信サービスの老舗でして、すがやみつる氏のパソコン通信本に出てきたりして、ぼくも憧れたものです。
当時、すがやみつる氏は国際電話をアメリカにかけてダイアルアップしていたような‥‥?
当時はパソコン通信のもう一方の雄であるAOL (America Online)との会員獲得競争が熾烈を極めていたが、1990年代に米WorldcomによってCompuServe買収が行われる。だが粉飾事件に端を発するWorldcomの瓦解によって資産の切り売りが開始され、最終的にCompuServeはAOLの傘下に入る。
そして、
・従来型サービスのCompuServe Classic
・インターネットを主体としたCompuServe 2000
という風に分かれ、今回は「CompuServe Classic」がサービスを終了したということです。
日本でCompuServeと接点を持っていたユーザーは非常に限られると思うが、一時期は富士通系のニフティサーブを介して相互接続サービスが提供されていた時代もあり、その世界に触れたことがある人もいるだろう。
そうそう、そうでした。懐かしいですなぁ。
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同社は初めCompu-Serve Networkという名称で1969年に創業し(後にCompuServe Classicに改称)、1979年にコンシューマー向けサービスを開始した。かつては米国最大のパソコン通信として、50万人を超える同時接続ユーザーを誇ったという。