「livedoor メール」バックエンドにGmailを採用

ライブドア、Webメールに「Gmail」を採用してリニューアルという記事より。

ライブドアは24日、同社のWebメール「livedoor メール」のバックエンドシステムに「Gmail」を採用し、8月中旬からシステムをリニューアルすると発表した。

「livedoor メール」がバックエンドのシステムとしてGmailを採用することになったそうです。

画面インターフェースはGmailそのままに、ロゴがlivedoorのものに変更されるということで、これまで利用していた人は変化に戸惑うかもしれませんが、スパム対策機能などは恩恵に預かれるのではないでしょうか。

メールアドレスは現行の「livedoor ID@xxxx.livedoor.com」という形式から、「livedoor ID@livedoor.com」とサブドメインがない形式へ変更。

このあたりは分かりやすいメールアドレスになって良いでしょうか(もちろん古い方から新しい方へ転送されます)。

livedoorメールにGmail採用 「黒字化へ最後の一押し」という記事で、関係者のインタビューが記事になっています。

Webメールはコストがかかるが収益化できない。だが一度始めた以上、やめるわけにもいかない」——Gmail採用の最大の理由は、無料で利用できるというコストメリットだ。

サーバの運用、サポートまでGoogleに任せてしまうことで全て無料になるので、カットできるコストは全てカットしてしまおう、ということなのですね。

いくつかアウトソーシング先の候補はあったということですが、全てが無料でスケール面でも不安のないGmailに決めたということです。

運用もサポートも無料では、その他のウェブメールサービスは太刀打ちすることができませんね‥‥。

現在は200万ユーザ(累計登録数)ということで、Googleは一気に多くのGmail利用者を獲得することになります。

「Webメールは、負担の割にはビジネスとしておいしくない」ということです。

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