楽天、商品データベースAPIを試験公開へという記事より。
データベースにアクセスするための仕様である「API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」を来年1月中旬から試験公開する。
楽天の三木谷社長が、インタビューに応えて2007年1月中旬からAPIを試験的に公開することを明らかにしたそうです。
APIが公開されると‥‥
他の企業がデータベースにアクセスし、楽天市場で紹介されている製品情報などを自社サイトに取り込み、活用することができるようになる。
と、このようなことが簡単にできるようになるので、楽天市場以外にも楽天の商品を取り扱うサイトが簡単に増えていくということなのですね。
例えば、ワイン専門のウェブサイトを運営している企業や個人が、楽天市場の売れ筋ワインの商品ランキングなどを自らのサイトで紹介すると同時に、ワインを販売し、サイトを充実させることができる。
もちろんアフィリエイトもありますが、プログラムを使ってサイトを自動生成することができますから、プログラミングができる人だったらかなり簡単にサイト構築ができるのではないでしょうか。
「楽天市場では、1500万もの商品が紹介されており、“楽天経済圏”を形成している。APIの公開で、求心力をさらに高めたい」と三木谷社長。
現在、APIというとAmazonのものが有名です。AmazonはアフィリエイトだけでなくAPIも公開することで、Amazonの商品を取り扱っているサイトもかなり増えたのではないでしょうか。
2006年9月には楽天市場非公式ウェブサービス「RakuAPI」というのも登場していたのですが、いよいよオフィシャルなAPIが登場するということになります。
ちなみに「ネタフル堂」で利用しているスクリプトが、AmazonのAPIを利用しています。