Yahoo!オークション、利用者履歴を基に詐欺を自動検知する仕組み導入へという記事より。
ヤフーは14日、Yahoo!オークションに「不正利用検知モデル」を導入すると発表した。詐欺のパターンをモデル化し、不正出品の自動検知に役立てる。
朝日新聞の一面を飾っていたこのニュース、株式会社金融エンジニアリング・グループ(FEG)と協力し約1億円かけて構築するそうです。「FEGは、金融機関の与信リスクモデルやクレジットカードの不正利用検知モデルの構築で実績がある」とのこと。
Yahoo! オークション利用者の行動パターンをモデル化することで、あるモデルとマッチングする行動を不正パターンとして検出するサービスということです。
普段は低額商品を落札し、出品経験はなく、良い評価を積み重ねている利用者が、突然ノートPCを一挙に30台出品したような場合に、事前に評価を高めるための偽装工作だった可能性、または第三者によるIDの乗っ取りの可能性が高いと判定
なるほどね。普段と違う行動をすると不正パターンになるようですね。
詐欺にあったという話は友人からも聞いたことがありましたし、他人事ではないですからね。自分でも利用しますので、どんどん賢いシステムになって欲しいところです。
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不正利用検知モデルは、ユーザーの出品/購入履歴や出品メッセージなどのデータを利用して、不正利用者の行動パターンをデータマイニング手法で分析、モデル化する。
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Yahoo!オークションは、今年10月時点で月間平均総出品数が881万件、会員ID数が569万に上るネットオークション国内最大手。