森永乳業「エスキモー」ブランドが消滅

「エスキモー」消滅…どうなる「ピノ」「PARM」?という記事より。

ガリガリ君(赤城乳業)が品薄になるなど、猛暑のおかげで絶好調のアイスクリーム市場だが、森永乳業が1979年から使用してきたブランド「エスキモー」が今年10月で消滅することになった。“森永ブランド”の強化が目的というが、慣れ親しんだファンにはちょっと寂しい話。

森永乳業「エスキモー」ブランドが、2010年10月をもって消滅することが明らかになりました。「pino(ピノ)」「MOW(モウ)」「PARM(パルム)」といった人気商品を抱えます。

同社によると商品名やラインアップは変わらないが、箱から「エスキモー」のロゴと商標が消え、森永乳業の「M」マークを入れるという。

もちろん「エスキモー」も「pino(ピノ)」も知ってますが、それが結びついてはいなかったですね。ましてや森永乳業とも。

森永乳業では「みなさまになじみがあるかもしれないが、『森永乳業』という企業ブランドを高めるため、10月から切り替えを決めた」としています。

そもそも「エスキモー」は、森永乳業とユニリーバが技術提携した際に、ヨーロッパのアイスクリーム市場で使っていたブランドを日本でも使ったのが始まりだそうです。

森永乳業子会社のエスキモージャパンが商標管理や広告を展開し、「ケーキみたいなアイスクリーム」として高級感がバブル時代にウケた「ビエネッタ」や、光GENJIをCMに起用した「クリスピーナ」などヒット商品を次々と生み出してきた。

「エスキモージャパン」という会社も存在していたのですね。2005年に森永乳業に吸収合併されています。

ということで「エスキモー」ブランドもあとわずか、というニュースでした。

エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか

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