渋谷区・宮下公園のネーミングライツがナイキに売却へ

渋谷一等地が“ナイキ公園”!? 区が命名権売却計画 という記事より。

東京都渋谷区の一等地にある区立宮下公園で、区が大手スポーツ用品メーカーのナイキジャパンに施設命名権(ネーミングライツ)を売却する計画を進めていることが分かった。

渋谷区にある宮下公園のネーミングライツ(施設命名権)が、ナイキに売却される計画が進行中なのです。

自治体によるネーミングライツはそれほど珍しくなくなりましたが、宮下公園をナイキが、というのはやはりニュースですね。

ネーミングライツは年間3,000万円で、5年契約になる見通しだそうです。ナイキは、公園をスポーツ施設への改修を予定しています。

既存のフットサルコート2面をリニューアルするほか、スケートボード場、オープンカフェを新設。近隣の美竹公園からバスケットコートを移設し、総事業費は約4億5000万円にのぼるという。

なんとなく、ナイキが渋谷の一等地の土地を入手して、そこにスポーツ公園を作ろうとしている‥‥ように見えますね。

宮下公園は1948年に誕生し、50年から同区が管理している。広さは1万808平方メートル。JR渋谷駅から徒歩5分の好立地で緑が多く、地域住民に親しまれてきた。

記事によると、近年はホームレスが生活するようになり、区には苦情も寄せられていたということです。

「宮下公園のホームレスは宅配ピザを頼むと届く」という話もすごいのですが。

渋谷区としては公園の改修に加えて、ネーミングライツの収入もあるので、願ったり叶ったりといったところなのでしょうか。

ただし、反対意見もあるということです。「ナイキありき」で進む計画に抵抗感がある区民も多い、と。

ちなみに宮下公園の場所はココです。

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渋谷区は、過去には渋谷公会堂のネーミングライツをサントリーに販売していますが、こちらは年間で8,000万円でした。

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