「上信電鉄」地元住民が“銀河鉄道999”をラッピング

上信電鉄を“銀河鉄道999”で支援へという記事より。

利用客の減少で公的支援が続く上信電鉄(群馬県高崎市)を支えようと、周辺市町村の住民たちが漫画「銀河鉄道999」のキャラクターをデザインした列車の運行を企画し、同県富岡市で2日、実行委員会を立ち上げたと発表した。

地元住民が立ち上がり、ローカル線のために動くというのは「銚子鉄道」を思い出します。これもまた、一つの町おこし。

原作者である松本零士氏が鉄郎やメーテルなど17カットの使用権を寄付しているというのも、これまた素晴らしいです。

10月中旬に運行を始め、高崎-下仁田間を1日3往復。費用は約550万円で、1口1000円で一般の寄付を募り、寄付者には記念入場券をプレゼントする。

地元の人だけでなく、ネットなどで寄付を募れば応じる人も少なくないのではないでしょうか。

高崎市のデザイナーがフィルムに描き、2両の内外装にラッピングが施されるということで、これは話題になって乗車客が増えそうです。

最近では茨城交通湊線 → ひたちなか海浜鉄道という話題もありました。

がんばれ!銚子電鉄 ローカル鉄道とまちづくり

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上信電鉄を「銀河鉄道999」列車で支援

上信電鉄は、マイカーの普及で1966年に約820万人だった輸送人員が、2006年には約220万人に激減。6市町村や国から毎年約2億円の補助金を受けている。