Mac向けブログエディター「するぷろZ」の感想をひと言で書くなら「手に馴染む」です。ブログで飯を食う男が自分のために作ったブログエディターが、同じくブログで飯を食う男の手になじまないはずはありません。
ブログ本の共著者であるするぷくんがいくつかのiPhone用ブログアプリに続き、満を持してリリースしたのはMac向けブログエディター「するぷろZ」でした。
ぼくはecto、MarsEditとブログエディターを使ってきました。恐らく10年以上はブログエディターを使い続けてきたのですが、リリースから1週間、欲しい機能をリクエストしつつ、100本近く記事を書き倒しつつ「するぷろZ」を試してみて、乗り換える決心をしました。今日から月額480円の有料課金ユーザーです。
というか、この「するぷろZ」の書き味に慣れると、元のアプリには戻れなくなりますね。
ブログエディターとは何か?
そもそもブログエディターとは何かという話ですが、ブログ執筆を補助してくれるテキストエディターです。ブログを執筆するための外部プログラムとでも言えば良いでしょうか。
今ではMovable TypeやWordPressにアクセスするウェブ版の管理画面も高機能ですが、かつてはウェブブラウザーが落ちると書いたものが消えるとか、画像のアップロードが手間とか、十分ではありませんでした。
初めてブログエディターectoを触った時は感動的でしたし、以来ずっとブログエディターを使ってブログを書き続けています。
最近はブログの管理画面が高機能になっているので、そもそもブログエディターを開発したり、使ったりする人が減っているのだと思いますが、そんな閉塞感のあったブログエディター業界に登場したニューフェイスが「するぷろZ」です!
「するぷろZ」はMovable TypeとWordPressで使える
するぷくんがMovable Type使いであることから「するぷろZ」はMovable TypeとWordPressで使えるようになっています。ぼくもMT使いなのでこれはありがたい限りです。
無料でも使えますが、肝となる複数の画像貼り付け機能が利用できないですし、そもそもカテゴリー設定もできなくなってしまうので、1週間のトライアルを経て、気に入ったら月額480円の利用料で使うのがベストです。
少なくともブログで収益を上げている人や、業務で使うようであれば、月額480円は安いと思います。月額課金になることで開発者のモチベーションも上がるでしょうし、将来のバージョンアップも期待できますから、利用者と共にWin-Winです。
利用開始も難しくはありませんので、画像をたくさん使ったブログを書く人、一日に何度も記事を更新する人、ブログで長文を書く人はぜひとも試してみて欲しいです。