テイクアウト商品を事前に注文・決済しておき、店頭を訪れピックアップするだけというテイクアウトオーダーサービス「LINEポケオ」に、LINEが本気を出してきました!
100円でロースカツ定食が注文できるといった「100円ポケオ」というキャンペーンを展開し、一気に認知度を上げました。LINEのユーザー基盤があるから強力ですね。
残念ながら人気すぎて「100円ポケオ」はすぐに終了してしまいましたが、試すことができたので「LINEポケオ」の使い方、感想、雑感をまとめておきたいと思います。
なぜテイクアウトなのか?
なぜ今のタイミングでLINEがテイクアウトオーダーサービスに注力しているかというと、2019年10月の消費税増税が関係しています。
同時に軽減税率制度も実施されますが、外食かテイクアウトかとで税率が変わってくるのです。
・店内での飲食 10%
・テイクアウトでの飲食 8%
こうなると「テイクアウトできるのなら家で食べよう・会社に戻って食べよう」といったニーズが増えることは予想されますし、テイクアウト待ちによる混雑も予想されます。
このテイクアウト渋滞を解消するための一つの施策が「LINEポケオ」なのです。
もともと「LINEポケオ」は先行公開されていたのですが、いよいよ本格的に提供されるようになり「100円ポケオ」というキャンペーンがスタートしたのでした。
ちなみにLINEが展開しているデリバリーサービスは「LINEデリマ」です。こちらはUber Eatsなどと同様の宅配サービスで、宅配も8%となります。ただし多くの場合、宅配は手数料がかかります。
「LINEポケオ」で注文してみた
100円でロースカツ定食が食べられるのなら試してみるか、とキャンペーンに釣られて「LINEポケオ」を初めて使ってみることにしました。
「LINEポケオ」はLINEアプリのウォレットからアクセスすることができます。
今回は「100円ポケオ」の商品を選択していますが、通常の注文と手順は全く同じだと思います。
テイクアウトなので、家の近所、会社の近くなど、立ち寄れる店舗を選択し、メニューを選んで注文します。
店舗にもよりますが、LINEポイントやLINE Payで事前に決済しておくことができます。注文から決済までが済んでいれば、あとは店頭でピックアップするだけです。
来店時間は「100円ポケオ」というユーザーが殺到しているキャンペーン中で、だいたい30〜40分先を選ぶことができました。
訪れる時間を設定し「注文確定」をタップして進みます。
初回の注文の時のみ、名前、ふりがな、電話番号を入力しました。ここで入力した名前が、店頭のシステムに表示されます。
最後にLINE Payで支払いをします。
これで注文完了です。けっこうあっさり。かなり簡単です。
あとは受け取り予定の時間に店舗を訪れ、商品をピックアップすれば完了です。