「KOMEHYO」始まりは古着屋&買い取りの掟は“80対20の法則”

2014 06 23 1031

ブロガー向けのネタが送られているニュースレター「iWire」の第10号が送られてきました。タイトルは「“MOTTAINAI”驚きのリレーユースに大注目!?」です。「KOMEHYO」に関しては、名古屋発祥というくらいの知識を持ってなかったのですが、ニュースレターを読んだら名古屋生まれの古着屋からスタートしたことを知りました。

創業は1947年、67年の歴史を誇るリユースデパートです。創業時はわずか5坪の古着屋だったそうです。そもそも「KOMEHYO」という名前の由来なのですが、これは創業者の父が明治30年に創業した米屋の屋号「米兵」から取っているそうです。この創業者の名前は石原兵次郎です。兵次郎の米屋で「米兵」ですね。

現在では全国に25店舗を展開し、渋谷にも新店舗をオープンしたばかりだそうですが、こうしたリユースデパート、リサイクルショップで気になるのは買取価格ですよね。

ぼくも学生時代にリサイクルショップでアルバイトしていたことがあるので分かるのですが、買い取って欲しいと思う人の価格と、実際の買取価格にはかなりの差があるものです。使っていた本人は価値があると思っても、実際にはそこまでの価値が残っていなかったりします。

そこでニュースレターでさっくりと明かされていた「KOMEHYO」の買取ルールなのですが、創業以来の“買取の掟”があるそうです。それが「80対20の法則」というものです。これは次のような法則です。

査定のために品物を持ちこんだ10人のうち8人から買取ることのできる査定金額が、適正な価格と判断する法則

全員から買取してしまうのは、それは高過ぎるということなのだそうですが、それでも8人が品物を置いていくのは、けっこう高めで買取しているんじゃないかな、と、元リサイクルショップの店員としては思った次第です。

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