東京高裁もライブドアの申請認める

高裁も差し止め、ライブドア勝利!という記事。

決定理由で鬼頭季郎裁判長は、予約権発行はフジテレビによる経営支配権確保が主要目的で、株主一般の利益を害すると認定。相手の会社を食い物にするような敵対的買収なら、必要に応じ支配権維持目的の新株予約権発行ができるが、ライブドアがこのような買収を行っているとは認められない、とした。

「ライブドアの支配が企業価値を損ねる」というニッポン放送の主張については、「事業経営の当否は裁判所が判断するのに適さない」と指摘しています。

関係者のコメントなど。

堀江社長「高裁の判断は極めて妥当」

 「ニッポン放送の従業員と一緒になって企業価値を高めていきたい」と表情を引き締め、すでに決定直後に発表している同社のコメントを繰り返した。

亀渕社長「大変に残念です…」

会見では、今後のライブドアとの関係に質問が集中。「3月末で株主名簿を閉めた後どうなるか、見極めていかないといけない」と歯切れは悪かったが「ライブドアさんとはもちろん、いろんな形でお話ししていかなければならないと考えている」と協議に応じる姿勢を見せた。

フジ村上社長「対抗策これから検討」

一方で、ライブドア側が求めているフジとの業務提携については「これまで担当役員同士が会ったことはある」と協議の事実は認めたが「今はまだ提携という段階ではない」として、早急に進展することはないとの見方を示した。

江本、中島みゆき、タモリら番組降板か

ニッポン放送の番組に出演している野球解説者江本孟紀氏(57)や出演交渉中のシンガー・ソングライターの中島みゆき(53)らが、ライブドアに経営権が移った場合には、降板や出演しない意思を示していることが、23日分かった。