製品検索が購買に及ぼす影響は?

製品検索の大半は直接購入に結びつかず——comScore Networks調査という記事がありました。

これら製品の検索を行ったユーザーのうち、実際に製品を購入したのは25%。うち92%はオフラインで購入されていた。特にDVDプレーヤー、テレビ、カメラといった家電製品はデスクトップやノートPCなどのコンピュータに比べ、検索した後にオフラインで購入される確率が高かった。

Overtureの委託を受けて実施されたアメリカでの調査結果です。

製品に関する検索を行い実際に購入した人が25%で、その内オンラインで購入したのはわずか8%だった‥‥という感じなのでしょうか。ちなみに、そのオンラインで購入した8%の人たちの内、検索直後に購入したのは15%で、残る85%は別のセッションで購入しているそうです。「検索を単なる直接的な反応が得られるマーケティングツールと見なすことはできない。特に、熟考を要する製品では、実際に購入する60〜90日も前に検索が行われることもある」というコメントが付け加えられています。

もちろん書籍やCDなどはその場で購入する可能性はあるでしょうが、家電となると、まずはインターネットは価格・スペック・評判を調べるためのツールとして捉えるのが良いのかもしれません。ただし、オフラインよりもオンラインが安ければ、オンラインで購入するのではないかと思います。

オンラインで調べる
→ 店頭で見てみる(インターネットより安い、すぐに欲しい場合はそのまま購入)
→ 今一度インターネットで調べて熟考する
→ 一番安いところ + 安心できるところで購入する

自分のことを振り返るとこんな感じでしょうかね。ただし最近は、近所の量販店よりもAmazonで購入した方が安い場合が多いので、家電・デジタルガジェットに関してはほとんどオンラインで購入している気がします。

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