ソニー、スマホ向け「みんゴル」やスマホとトレーディングカードを連携させる「Project FIELD」を発表、第一弾は妖怪ウォッチ

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ソニーが傘下のフォワードワークスを通じ、プレイステーションのIP(知的財産)を活用してスマートフォンゲームをリリースすることを発表しました。2017年春に第一弾として「みんゴル」をリリースします。その後は「アーク ザ ラッド(仮)」「どこでもいっしょ(仮)」「パラッパラッパー(仮)」「ぼくのなつやすみ(仮)」がリリース予定となっています。

注目は「Project FIELD(プロジェクト フィールド)」

ソニーが本格的にIPを活用してスマホゲームをリリースするのも注目ですが、個人的には、スマートフォンゲームの世界をさらに広げる新しい遊びの提案「Project FIELD(プロジェクト フィールド)」を開発に注目です。

「Project FIELD」は、専用パッドとスマートフォンをBluetoothで接続し、パッドの上に専用カードをのせることで、カードの種類や位置、向き、動きを読み取り、スマートフォン等にインストールしたゲームアプリ上へリアルタイムに反映する仕組みです。ゲームの進行やキャラクターの進化など様々な情報をカードへ書き込むこともできます。

我が家の息子たちもバトスピやデュエマにハマったりしていますが、そうしたカードゲームのプレイ方法をがらりと変えてしまうものです、これは。ドラゴンボールヒーローズのカードを持ってゲームコーナーに行く、なんていうこともなくなるかもしれません。

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カードにはICチップを内蔵しており、パッドに置いてカード内の情報を読み取ることはもちろん、カードへの書き込みにも対応しています。また、カードに紐づくルールや数値は、パッドにカードをのせると自動で判別、計算するので、プレーヤーは難しいルールを覚えることなく単純なカード操作によりゲームが楽しめます。

難しいルールを覚えなくても遊べるというのは、小さな子供にも朗報ですし、アナログとデジタルが融合するのは、どこか「ポケモンGO」にも通じるものを感じます。

SDKの開発も勧められているということで、対応ゲーム・カードが増えるとどえらいことになりそうです!

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「みんゴル」に続けて、PlayStationの人気タイトルだった「アークザラッド」(95年発売)、「パラッパラッパー」(96年発売)、「どこでもいっしょ」(99年発売)、「ぼくのなつやすみ」(2000年発売)などもスマホ向けの新作として順次展開するという。

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たとえば、対戦型ゲームでは、カードをさまざまな方向へスライドさせたり、向きを変えたりすることで、キャラクターを自在に操作してゲームできるそうだ。

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ソニーField事業室の坂本和之さんは「アナログな体験とデジタルな遊びの融合による、新しいゲーム体験を子どもたちに提供したい」と同社公式ブログでコメントしている

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