
プロレスラー高山善廣が、2017年5月4日に試合でのケガにより頸髄完全損傷で回復の見込みがないと診断されたことが発表されました。まさか高山がそんな重傷を負っていたとは‥‥高山善廣は頸髄完全損傷「回復の見込みなし」、親友の鈴木みのる涙という記事になっています。
高山は5月4日のDDT大阪・豊中大会で回転エビ固めを掛けた際に頭から落ちて動けなくなり、大阪府内の病院に救急搬送され、同月8日に手術を受けた。当初の診断名は頸髄損傷および変形性頸椎(けいつい)症と発表されていたが、この日に頸髄完全損傷であると発表された。
病院に搬送された当初は「意識はあるが、首から下の感覚がなく、人工呼吸器をつけて呼吸をする状況」だったものの、現在は自発呼吸は可能な状況とのことです。ただし、肩から下の感覚は依然として戻ってはいません。
医師からは頸髄完全損傷により、回復の見込みはないという診断とのことです。
高山善廣からのコメントも「首の手術を受けた後、心臓停止などのトラブルもあり、術後の経過が思わしくなく、なかなか皆さんにご報告できる状況にありませんでした」として出されています。容態が安定しての発表となったのでしょう。
高山が主戦場としていたDDTの高木三四郎社長が支援する「TAKAYAMANIA」を立ち上げ、募金の呼びかけや、応援グッズの販売などを計画しているということです。オフィシャルブログにも「ご報告及びお願い。」という記事が公開されています。
高山善廣は「私のために仲間たちが集まって、いろいろやってくれると聞き、感謝の気持ちしかありません。リハビリ頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします」ともコメントしています。
改めてプロレスラーは過酷な職業なのだと感じます。
リハビリは大変だと思いますが、再びリングに立つ日がきますように。