石井、総合格闘技に転向へ…ロンドン五輪強化構想から外れるという記事より。
全日本柔道連盟(全柔連)の吉村和郎強化委員長は同日、石井について「本人が『総合格闘技に行きたい』と言っている」と明らかにし、「自分の道をいけばいい。ロンドン五輪は考えられない」と強化の構想から外す意向を示した。
総合格闘技転向を報じられ、すぐに否定した石井慧フリーダムでしたが、やはり火のないところに煙は立たないということで、全柔連・吉村委員長が確認したところ転向の決意を述べたということです。
その結果、ロンドン五輪に向けた強化の構想から外れることになるようです。
全柔連の規定により、選手が柔道以外の格闘技系競技でプロ登録または契約することを禁止しているので、柔道界を去らなくてはならないのは致し方ないところでしょう。
石井 格闘家転向!全柔連「もういらん」によれば、もともと石井は器用なタイプではないので、柔道と並行しながら打撃などの練習もしたい意向だったようですが、先の分からない石井より「多少力が落ちても、若手を4年間鍛えた方がいい」という結論になったみたいです。
「すでに石井本人が複数の団体と接触」とも言われているのですが、今日の午前中に急遽、行われた記者会見では学業専念、みたいなことを言っていましたね。
総合格闘技転向をぶち上げたものの、ちょっとトーンダウンといったところなのでしょうか。
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各所に筋を通した形だが、柔道界からは“三下り半”を突きつけられた。吉村委員長は「自分の人生だから好きにしたらいい。ここまで騒ぎになったら、いらん」とキッパリ。
石井の希望はプロレスではなく総合格闘技。現時点ではIGFよりDREAMを選択する可能性が圧倒的に高い。
吉村氏は「本人の意志が固いなら仕方ない」と慰留の意思が無いこと示唆し、今後強化選手として扱うことは「頭の中にはない」と述べた。
プロ格闘家への転身(プロ契約、登録)は会員登録の永久停止処分とされるが、期間を定めて会員登録を停止し、再び柔道選手として復帰できる道も残されている。だが、過去に適用されたことはなく、吉村委員長も「たとえ戻ってきても4年間鍛えた選手の方がかわいい。
「最後は石井が決めることだし、柔道を続ける場合と格闘技に行く場合で、条件を示して決断させるだけ。もう1度話し合ってアドバイスはするが、説得はしない」
DREAMを主催するFEGの谷川貞治代表取締役社長は「すべての内容が分からないのでなんとも言えない。誤解してほしくないのは石井選手とは1度も交渉していないし、今現在も何もない」と話していた。