協栄ジムが興毅&大毅にファイトマネー1億円超未払いという記事より。
ボクシングの協栄ジムが、契約を解除した「亀田3兄弟」の長男・興毅(21)、次男・大毅(19)に対し、2人が07年に行った数試合分のファイトマネー、総額1億円以上を支払っていないことが、わかった。
亀田兄弟の東京葛飾後援会の会長が明かしたもので、亀田兄弟との契約を解除した「協栄ジム」に1億円以上のファイトマネー未払いが発覚しています。
「協栄ジムは円満に契約を解約したといっているが、実際には(協栄ジムの)ファイトマネーの未払いが原因。契約の解除にあたって、亀田家ばかりを悪くいうが、契約を履行しない協栄ジムにも責任がある」
ファイトマネーの未払いが原因‥‥。なんだか、どっちもどっちな様相を呈してきてしまいましたね。
亀田家は未払いのファイトマネー分についても確定申告しているということなのですが、実際に入金していないのに、そんなことってあるんでしょうか?
「協栄ジム」の金平会長は、
「うちは合意して契約を解除している。そのなかに守秘義務もあるので、(未払いが)あるとも、ないともいえない」
とコメントしています。
それにしても、複数試合分で1億円ということですから、なんで何度も支払わなかったのかな、という気がしますが。
亀田vs協栄、消えぬ対立…1億円銭闘の“深層” によると、
「確かに未払いはあったが、それは亀田側に契約に反する行為があったからですよ」
というジム関係者のコメントが紹介されています。
興毅がWBA世界ライトフライ級王者になった際に「ジムと合意がないまま」ベルトを放棄したことで、防衛戦の数億円分の興行がなくなってしまったのだとか。
などなど「ジムの損害は拡大していた」ということです。
結局、この会長への相談が2007年暮ということなので、契約解除にあたって、そのあたりの金銭問題はクリアされている、ということなのではないでしょうか。

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亀田プロモーションも「今、弁護士同士が話し合っている。詳しいことは申し上げられない」とコメント。場合によっては法廷闘争も辞さない構えだ。
亀田プロモーションは「具体的なことは申し上げられないが、協栄ジムとの間で未払いを含めた問題が存在している」と、ファイトマネーが支払われていないことを事実上、認めた。