桜庭が7年ぶり船木を6分で破壊/K-1という記事より。
桜庭和志(38=チーム桜畑)が伝説レスラー対決に快勝した。メーンイベントで7年ぶりに復帰した船木誠勝(38)と対戦。1回6分25秒に、右腕を取り羽根折り腕固めで勝利した。
桜庭和志が、復帰した船木誠勝に見事、勝利しました。試合終了後にいろいろと話しかけている姿が見て取れたのですが‥‥
「大丈夫ですか?」と心配する桜庭に船木は「ちょっと痛めた」と答え、桜庭は「すんません」と言葉をかけた。「お互い年だけど頑張りましょう」と、マウスピースをはめながら笑顔での会話だった。「
なるほど、そんな会話をしていたのですが。清々しい笑顔でしたね。
試合後、桜庭は1年前の秋山戦のことが頭にあったかと聞かれると「全然ない。今日はさっぱり終われて…。気持ちのいい試合ができた」と、正々堂々と戦い終えたことに満足していた。
一方の秋山ですが、秋山 日本復帰戦は壮絶KO負けということで、勝利を飾ることはできませんでした。
試合はパンチの応酬となり、先手を取ったのは秋山。まず、右ストレートを当てダウンを奪った。しかし、8分すぎ、打ち合いから左フックを浴びて体勢を崩すと、すぐさま右キックを顔面に打ち込まれ、壮絶なKOで決着をつけられた。
ということで、KO負けを喫しています。
桜庭KO勝ちビッグマッチへ弾みということで、ヒクソン戦が楽しみです。
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00年5月にヒクソンに敗れて以来のブランクは大きく「相手の動きが予想できず金縛りになった」。防戦一方でハイブリッドレスラーの本領を発揮できずに終わった。
試合後の会見では「(リングに)戻ってこれた喜びが大きかった」と感涙。今後も現役を続行する意向で「次はやるかやられるかの試合をしたい。強い人なら誰でもいい」と意欲を見せていた。
力を見せつけた桜庭は「7年ぶりとは思えないキックとかパンチとかタイミングがうまくてびっくりした。想像していたより強くて少し焦りました」と謙そんしながらも勝った余裕なのか笑顔で話した。
93年に24歳でパンクラスを旗揚げ。完全実力主義を掲げて真剣勝負を繰り返し、その後の総合格闘技全盛時代の潮流をつくり上げた。今後については「やるかやられるかの試合がしたい」と完全復帰に前向き。
次戦では高田延彦、船木を蹴散らしたヒクソンとの対戦が浮上する。船木を破った桜庭に、その無念も託される。
リーダーの菊田、同僚の郷野らチームメートがリングになだれ込んだ。最後は興奮した高田延彦統括本部長まで乱入。「お前、男だよ」という祝福とビンタの後は熱い抱擁を受けた。
試合後のリング上では、三崎から「おまえは去年(一昨年)、たくさんの人と子供たちを裏切った。俺はおまえを絶対許さない」と説教まで受けた。
「これからはリングの上でおわびをし、誠意の心をこめて闘ってほしい。柔道最高!」。最後は秋山の決めせりふをはいてリングから堂々と引き揚げた。
三崎の左フックに沈んだ秋山は試合後、相手から話しかけられても口を開かず、無言を通して姿を消した。