「Evernote」が2023年12月4日以降、無料版である「Evernote Free」が、アカウントごとに最大50のノートと1つのノートブックに制限されることが発表されました。
Update: Evernote Free accounts will have fifty notes and one notebookとして発表されていました。
From December 4, the Evernote Free experience is changing. Going forward, new and existing Free users will have a maximum of fifty notes and one notebook per account.
現在50を超えるノートや1つのノートブックを持っているFreeユーザーでも、既存のノートやノートブックを表示、編集、エクスポート、共有、削除することはできるとしています。
恐らく「Evernote」をゴリゴリと使っている人は既に有料ユーザーで「ほとんどのFreeユーザーにとって、日常の利用体験は変わらない」という判断がくだされたのだと思います。
今回の施策だと入口の間口が狭まるような気もしますが、ターゲットは個人ユーザーではなく、法人ユーザーということなのかもしれませんね。
「Evernote」が重くなったタイミングから、ぼくはMacやiOSに標準で搭載されている「メモ」アプリをメインで使うようにしていました。
試していなかったのですが「Evernote」から「メモ」アプリへのデータ移行も難しくないようなので、近日中に試してみようと思います。
データを保管しておくのは「Evernote」にとってはコストなので、既存のFreeユーザーの上限を超えるデータが制限されるというのも、可能性はゼロではないと思いますので。
2022年11月、ちょうど1年前にEvernoteはイタリアのアプリ開発会社「Bending Spoons」に買収されていました。
