渡辺淳一、死去

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「失楽園」「愛の流刑地」などで知られる作家の渡辺淳一氏が、2014年4月30日に前立腺がんのため、死去していたことが分かりました。80歳でした。愛とエロスの巨匠、渡辺淳一さんが死去という記事になっていました。

男女の濃密な性愛を描いた直木賞作家、渡辺淳一さんが先月30日午後11時42分、前立腺がんのため、都内の自宅で死去した。80歳。北海道出身。葬儀・告別式は親族で行った。

札幌医大在学中から小説を執筆し、1969年に札幌医大講師を辞職、1970年に「光と影」で直木賞を受賞しました。初期は医療小説を手掛け、1980年代からは恋愛小説で話題になりました。

役所広司と黒木瞳主演で映画化された「失楽園」や「愛の流刑地」んどは、特にヒットしたように記憶しています。

5〜6年前より糖尿病を患い、前立腺がんが判明してからは投薬治療を自宅から通院して行っていたということです。

ご冥福をお祈りいたします。

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70年「光と影」で直木賞。80年には野口英世の人生を描いた「遠き落日」と「長崎ロシア遊女館」で吉川英治文学賞を受賞した。80年代からは「化粧」「ひとひらの雪」などの恋愛小説を立て続けに刊行。中年男女の不倫をテーマにした「失楽園」は大胆な性描写で話題となり、250万部を超す大ベストセラーに。「失楽園」は流行語大賞に選ばれた。

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おかみが「銀座ばかりじゃなく、日本橋も作品に登場させて」と渡辺氏に提案したところ、小説「化身」(1986年)に同店をモデルにした「喜代村」が登場した。