トビウオの滑空距離は400m、マグロの時速は160km!?

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ただいまCHONANが夏休みの小学生。自然と親子の会話も増えておりますが、面白いのが魚を巡る会話。

きちんと釣りに連れて行ったことがある訳でもないのですが、なぜか魚&釣り好きの長男。もちろん食べるのも肉より魚です。

なので、釣り番組とか幻の巨大魚とかマグロを釣るとか、そういうテレビ番組が好きです。

先日もそんなテレビを見ていて、ひょんなことからトビウオの話になりました。「トビウオってどのくらい飛ぶの?」とCHONAN。最近はこういう疑問もすぐにネットで調べられるので、便利です。チョロリとググってみました。

動物 – トビウオ – ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイトによれば、

水中で速度を上げることにより飛行や滑空をする。その速度は時速約60キロである。トビウオは上向きに角度をつけて海面を突き破り、尾ビレで水を素早くたたき水面から飛び出す。そして空気抵抗を利用して、1.2メートル以上の高さに達し、200メートルもの長距離を滑空する。水面付近まで下降すると尾ビレを使い、完全に水中に戻ることなく水面上に留まる。このような方法を繰り返して飛び続け、最長で400メートルもの距離を継続して滑空したことが記録されている。

ということで、なんと400mもの滑空が可能なのだそうです!

水面に飛び出し200mを滑空、さらにそこから尾びれを使って最長400mもの滑空をします。使うヒレも胸だけかと思いきや、尾の方も使って全部で4枚みたいですね。優秀なグライダーです。

おさかな図鑑(とびうお)では水面から飛び上がる際の様子が絵で描かれています。

小学校のグラウンド2周分を飛ぶと知って、これにはさすがのCHONANもびっくりでした。

さらにトビウオが時速60kmという話にピンときて「マグロも速かったよね?」とCHONAN。マグロもググります。

マグロの知られざる生態にこんな記述がありました。

高速遊泳時における水の抵抗を少なくするために、第一背ビレ、胸ビレ、腹ビレを収納する装置(鰭収納溝)を備え、また優れた推進力を生み出す強力な尾ビレを持っています。通常は時速30~60kmくらいで泳ぎますが、最高では時速160kmで泳ぐとの報告もあり、海の最速の魚といえます。

時速160km!?

うちのクルマ(軽自動車)より速いねってことで、親子共々びっくりでした。

知っているようで知らない、身近な魚の話。ちょっと疑問に思って調べてみると、なかなか面白いですね。

追記:トビウオの滑空する動画がありました。

(via Twitter / cazman

マグロは時速160キロで泳ぐ―ふしぎな海の博物誌 (PHP文庫) (文庫)

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