ギターキッズの憧れ、ギターメーカーの「ギブソン」が、連邦破産法11条を申請しました。日本で言うところの民事再生法で「ギブソン」が破産です。負債総額は最大5億ドル(約545億円)とのこと。
米ギター老舗ギブソン、破産申請という記事になっています。
米老舗ギターメーカーのギブソン・ブランズ(テネシー州)は1日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をデラウェア州の裁判所に申請した。
でも安心してください。「債権者の3分の2以上と再建支援で合意」しており、楽器製造を行いながら経営再建を目指すということです。「ギブソン」のレスポールはなくならない!
ギター老舗ギブソン、破産法申請 不採算事業から撤退へによると「ギブソン・ギター」から社名を変えてビジネスを多角化しティアックなどの買収を重ねたものの‥‥ということのようです。
米国の音楽市場では、ギターをあまり使わない「ヒップホップ」が人気を集める一方、ロック音楽が低迷し、エレキギター市場も縮小傾向が続いていた。
そもそもギターを使うマーケットが縮小しているところに、再び楽器事業に集中するとして、経営は安定するのでしょうか。ビジネスを多角化せずに、ギター製造だけなら大丈夫だったのでしょうか。
「ギブソン」は1894年創業で、チャック・ベリー、ジョン・レノン、ジミー・ペイジ、スラッシュ、エリック・クラプトン、エルヴィス・プレスリー、高見沢俊彦などの有名アーティストにも使われています。
GIBSON