
2002年にソニーに吸収合併され2008年に製品の出荷が終了していた「aiwa(アイワ)」が復活するというニュース。「aiwa」国際分業で復活 ソニー、ブランド譲渡という記事になっています。
ステレオなどのAV(音響・映像)機器で知名度が高かった「aiwa(アイワ)」ブランドが復活する。ソニーが持っていたブランド使用権を国内EMS(電子機器の受託製造サービス)企業が取得。音楽プレーヤーや4Kテレビなどを中国で製造し、今秋から日本内外で売り出す。
EMS(電子機器の受託製造サービス)が「aiwa」ブランドをソニーから取得し、製品を中国で製造し日本内外で販売していくということです。
EMS (製造業) – Wikipediaによると「electronics manufacturing service」の略で、OEM(設計は自社ブランドを持つ発注元が行い生産だけ受託)やODM(製造だけでなく企画・設計も含めて受託)もEMSのカテゴリーの中になります。
EMSの裾野が広がったことで、こうしたブランドの再挑戦が可能になった、と。
「aiwa」ブランド9年ぶりに復活。ハイレゾDAPやBT/Wi-Fiスピーカー、4Kテレビなどによるとブランドを復活させるのはアイワ(株)で、国内EMSの十和田オーディオが設立した会社だそう。
ソニーが今年、十和田オーディオにaiwaのブランド使用権を譲渡し、これを受けて今回の新商品を企画した。なお製造は中国の協力工場、また販売では角田無線電機が代理店となる。
中国でOEMで製品を生産するということですね。かつてのaiwa製品とは連続性はないかもしれませんが、懐かしい気持ちになるニュースです。