
「焼き牛丼」で、長くご参加の寡占状態にあった牛丼業界に風穴を開けた、東京チカラめしの運営会社社長のインタビュー記事がありました。東京チカラめし社長「牛丼は寡占状態ゆえ競争の余地あった」です。
東京地区で伸長を続ける「東京チカラめし」が関西に出店し、「すき家」「吉野家」「松屋」の3強を脅かす存在となっている。「冬の時代」と呼ばれる外食産業にあって、快進撃を続ける三光マーケティングフーズ(東京チカラめしの運営会社)の平林実社長に迫った。
それまで「すき家」「吉野家」「松屋」の御三家で、牛丼業界のシェア9割を占めていたのだそうです。
30年間、大きな新規参入がなかった牛丼業界は、逆に牛丼は優良素材であり、寡占状態になっているからこそ競争の余地があると判断したのだとか。
とはいえ「焼き牛丼」だったから話題になりましたが、普通の牛丼だったら難しかったかもしれませんね。いうなれば焼肉丼であり、それを牛丼としたのも奏功しているのでしょうね。
平林:社員にはいつも「常識を疑え」と言っています。確かに御三家は強力で、だから参入を諦めるというのが世間の常識です。しかし、常識に従っていては道は開けません。
似たようなケースは、他にも考えられるでしょうか。例えば、ハンバーガーに対してホットドッグとか?
そういえば、なんでホットドッグのファストフードはないんでしょうね。個人的には、ホットドッグは好きなんですけど。ホットドッグが190円、コーヒーとセットで300円とか、ありそうな気がしますが。
ただし、ホットドッグとして参入するのではなく「東京チカラめし」の例に倣うと、ロングハンバーガーとか、ウインナーバーガーとかするのが、良いのですかね?