慶応義塾269億円の赤字…2008年度決算という記事より。
学校法人「慶応義塾」(東京都港区)の2008年度決算で、経営状況を示す消費収支差額が269億円の支出超過(赤字)となったことが28日、分かった。
学校法人「慶応義塾」の2008年度決算が、269億円の赤字になったそうです。世界的な金融危機の影響で、保有する有価証券の価値が下落したのが原因。
「価評価が著しく下がったものを、期末保有有価証券評価損として約170億円を計上」ということですが、けっこうな金額を資産運用しているものなのですね。
そういえば、他の大学でも似たような話がありましたね。
▼駒沢大学、デリバティブで154億円の損失
▼立正大、札幌大もデリバティブで含み損
駒沢大学は、キャンパスの土地や建物を担保にして、銀行から110億円の融資を受けるとしていました。
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首都圏の主要大では、早稲田大(新宿区)が08年度決算を公表済み。同法人財務部によると、3月末の有価証券は簿価で617億円あったが、消費収支上の評価損は発生していない。時価の付けられる証券の含み損も28億円で、早慶で明暗が分かれた。